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私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(17) [体のあちこちにがたが来てます]

現在、私は「多発性筋炎」を患っており、2016年3月24日より入院(当時私は54歳)、同年4月29日退院後も投薬による治療を受けています。そして継続的に、私が服用しているステロイド系抗炎症薬(以下「ステロイド」と略)、及びステロイドと併用して服用している免疫抑制剤(タクロリムス 通称「プログラフ」)によると思われる副作用のことについて記事にしてきました。これは自身の備忘録であると共に、自身におきた副作用とその対処の経験を記すことで、もしかしたら、膠原病の治療等でステロイドや免疫抑制剤を服用している方や今後服用する方への参考になるのではとの考えによるものです。従いまして、こうした薬による副作用に関心のある方以外にとっては、関係のない話ばかりですので、スルーしていただければと思います。また、私は医師でも薬剤師でもありません。ただの普通の、医学知識の殆どない一般人です。ですので、この記事は、あくまでも一患者が自身の自覚症状や検査結果、担当医から説明等に対し、専門的な知識もないまま、その体験や理解した内容、これまで行った対応等を記しているに過ぎません。この点、特にご留意頂ければと思います。

(過去記事一覧)
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (1)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-04-17
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (2)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-04-23-1
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (3)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-05-14
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (4)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-06-22
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (5)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-06-28
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (6)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-08-08
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (7)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-10-03
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (8)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-12-23
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (9)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-03-05
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (10)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-05-22
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (11)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-09-20
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (12)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2018-01-17-1
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (13)」
https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2018-05-27-1
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (14)」
https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2018-08-19
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(15)」
https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2019-01-17
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(16)」
https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2019-05-10-1

(服用している薬の変更・中止・追加)
(1)増量・追加
 ①2019年9月6日より増量・追加
 プレドニン(プレドニゾロン) 4mg→10mg(朝2錠)
 イムラン              25mg(朝半錠)
 ②2019年9月19日より増量
 イムラン           25mg→50mg(朝一錠)
(2)中止
 ①2019年9月19日より休薬
 プログラフカプセル(2mg)  
 アジルバ(20mg)   

(2019年9月19日から現時点における服用薬)
・プレドニン(副腎ホルモン剤)   10mg(朝2錠)
・イムラン(免疫抑制剤)       50mg(朝1)
・ランソプラゾール(消化性潰瘍用剤) 15mg(朝1)
・ゼチーア(高脂血症用剤)      10mg(朝1)
・ボナロン(骨粗しょう症予防)      1錠(週1、朝)
・アムロジピンOD(血管拡張剤)     10mg(朝1)
・プラピックス(脳血管障害の再発抑制)75mg(朝1)

(現在、発症している副作用・後遺症)
ステロイドによる副作用と考えられるもの・・高血糖、高脂血症
タクロリムスによる副作用と考えられるもの・・高血圧、腎臓機能の低下
アジルバの副作用と考えられるもの・・血中のカリウム値の上昇
その他・・貧血、息切れ、倦怠感

8月下旬ごろから、右手人差し指側面の皮膚が急に荒れて硬くなってきました。私の場合、この右手人差し指側面の皮膚の状態が、多発性筋炎とその合併症である間質性肺炎の発症・悪化の兆しのようなのでよくチェックしていてくださいねと三年前の入院時に担当医から言われていたことなので、これは、あまりよい兆候ではありません。
さっそく8月29日にそのことを主治医に話し、血液検査、尿検査、胸部CT等の検査を受け、翌週9月5日に検査結果による診断を受けたところ、(CTによると)間質性肺炎が寛解状態から悪化しているとのことで、取り急ぎステロイドを増量(4mg→10mg)と共に、新たに免疫抑制剤であるイムランの服用を検討することとなりました。ただ、この薬(イムラン)は副作用として血液障害(白血球、血小板の減少)を起こす可能性があるとのことで、とりあえず9月11日から一週間は半錠(25mg)を服用し、その後、血液検査を行い、その結果をみることになりました。そして9月18日に再度、血液検査と尿検査を受け、イムラン服用による血液障害の副作用は出ていないとのことから、これからイムランを本格的に(50mg)服用することとなりました。
一方、これまでも指摘されていた血中のカリウム値が高いまま(数値は5.5)となっており、またクレアチニンの値も高く(1.47)、腎機能の低下・障害の疑いがあることから、その原因として(薬の副作用として)疑われるタクロリムス(通称「プログラフカプセル」免疫抑制剤)とアジルバ(血圧降下剤)の服用を休止し、様子をみることになりました。

今後、多発性筋炎、間質性肺炎、腎機能障害、脳梗塞といった複数の症状に注意深く対処する必要があります。併せて、増量となったステロイド、新たに服用を始めたイムランの副作用がどのような形で、これから出てくるかも心配なところ(ステロイドについては増量後、手が攣ったりするようになりました)です。ふうっ、何とか落ちついていた私の病気ですが、また少し難しい局面を迎えているようです。

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こちらがタクロリムス(通称「プログラフカプセル」)に代えて服用を開始したアザチオプリン(「イムラン」)。飲み出したばかりですが、食欲不振といった副作用がでてきているようです。


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