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ホーチミン、バンコク出張時に、機内で観た映画について [映画を観ている]

今回は、前回の記事で書いた、ベトナムのホーチミンとタイのバンコク出張時に、ANAの機内で観た映画をご紹介したいと思います。

一本目は「ある男」(2022年/日)です。この映画は、第70回読売文学賞を受賞した平野啓一郎の同名小説を映画化したものでして、妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝が共演したヒューマン・ミステリーです。とても評判が良かったようで、第46回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む同年度最多の8部門(ほか最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞)を受賞しています。

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「ある男」映画ポスター

内容についてはネタバレとなってしまうので書きませんが、私は、この映画をそれなりに楽しみました。日本映画には、独特の「しっとり感」があるように常日頃から感じているのですが、この映画も例外ではなく、なんとも言えない情緒を感じさせるものとなっています。他の人に「是非に」と薦めるほどではなかったものの、観て損はないかと思います。私にとっては、そんな映画でした。

二本目は「PRESS PLAY」(2022年/韓・米)です。この映画はどうも日本では公開されなかったようですが、私はとても楽しく観ました。内容はSFロマンティック・ラブストーリーといったものですが、主演のクララ・ルガアート(Clara Rugaard 1997年〜)がとても魅力的で良かったです。Wikipediaによれば、彼女はデンマーク出身の女優・歌手とのことです。私はこれまで彼女の歌を聴いたことはないものの、機会があれば聴いてみたいと思いました。

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「PRESS PLAY」映画ポスター

愛する恋人を失った女性が、恋人が彼女のために作った、好きな曲がミックスされたカセットステープを使って過去に戻るというタイムトラベルものなのですが、ストーリーが俊逸で面白く、違和感を感じることなく映画の世界に入ることができます。佳作という言葉がぴったりの、(私にとっては)とても良い映画でした。

こうして私は今回、(飛行機の機内ではあるものの)久しぶりに映画を楽しむことができました。これから機会を見つけて、もう少し映画を観るようにしようと思った次第です。

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こちらは今回の出張時にANAの機内で頂いた機内食、上が羽田からホーチミンへの移動時、下がバンコクから羽田への移動時のものです。私はどちらも和食を選びました。

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そして、こちらがホーチミンからバンコクにベトナム航空のフライトで移動したときの機内食。一時間半ほどの短いフライトながらも、機内食が提供されました(その点はヨーロッパ域内の国境を跨ぐフライトの時と同じです)。味はまあ、それなりでした(汗)。


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