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映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を観ました [映画を観ている]

5月はなにかとバタバタしていたこともあり、また生来の怠け癖も手伝って(汗)、ブログの更新をほとんどしませんでした。今日から6月になり、またネタも沢山溜まってしまったので、心機一転、これから少しづつ記事をアップしていこうと思っています。どんな方が私のブログを読んでいるか、想像も付きませんが、何卒よろしくお願いいたします。

前の記事で横浜、伊勢佐木町の名画座「シネマリン」で、2018年の中国映画「郊外の鳥たち」(原題「郊區的鳥 (Suburban Birds))を観たことを書きましたが、5月12日の金曜日に、今度は若葉町のミニシアター「シネマ・ジャック&ベティ」で2022年に制作されたアメリカ映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(原題「Everything Everywhere All at Once」)を独りで観ました。

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映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」チラシ

ご存知の方も多いかと思いますが、この映画は2023年の第95回アカデミー賞において、作品賞、監督賞、主演女優賞など7部門を受賞しています。そんなこともあって、私は期待に胸をふくらませながら、この映画を観ました。

映画を観終わって、まず、私が感じたのは「B級映画としてなら、それなりに面白かったと言えるかもしれないけど、アカデミー受賞作として評価するとなると、それほど面白い映画ではなかったなぁ…」という、なんとも複雑なものでした。この映画が伝えているメッセージは、かなりシンプルでストレートなもののように感じられます。主人公はいくつもの世界が並行して存在するマルチバースの中で特殊能力を発揮しながら危機に立ち向かうのですが、それはかなり下品なドタバタ劇といっても良いようなもので、映像として一部面白いものはあったものの、かなり退屈なもの(これもわざとそのようにしているのだとは思いますが)でした。

これは私自身の問題ではあるのですが、「アカデミー受賞作」という先入観が、鑑賞を邪魔してしまったことは否めないかと思います。何の先入観もなく観たら、それなりに素直に楽しめたのではないかと、少し残念な気分になりました。

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こちらが横浜市中区若葉町の老舗のミニシアター「シネマ・ジャック&ベティ」。横浜、伊勢佐木町の名画座「シネマリン」と並ぶ、有名な映画館です。恥ずかしながら、私は今回、初めてこの映画館を訪れました。



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