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母が独りで住む九州、大分の実家に久しぶりに帰省しました(3) [旅をしている]

帰省中の水曜日には、母と一緒にドライブを楽しみました。母が、大分県と福岡県の県境にある、日本百景・日本二百名山の一つに数えられる英彦山に行ってみたいとのことでしたので、そこに行くことにしました。福岡に長く住んでいた母も私も、恥ずかしながら英彦山を訪れるのは初めてです。実家から大分自動車道に乗り、降りてからは、福岡県朝倉郡東峰村を通りました。ここは、昔、もう50年程前に今は亡き伯父の車に乗せて貰って何度も行った、数多くの小石原焼や高取焼の窯元があります。母と一緒に昔を懐かしがると共に、すっかり観光地のようになった村の変貌ぶりには驚かされました。そして、二時間程で目指す英彦山に到着、英彦山神宮奉幣殿に向かう英彦山スロープカーの花駅は廃校となった英彦山小学校の校舎が利用されており、その中の山伏文化財室には修験道時代の資料が展示されていて、非常に興味深かったです。

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こちらが英彦山スロープカー。窓から見える景色は雄大かつ美しかったです。

花駅からスロープカーに乗り、周りの雄大な景色を楽しみながら、10分足らずで終点となる神駅に到着。そこから暫く歩くと、すぐに英彦山神宮奉幣殿に着きました。下津宮まで行ったところで母を置いて、私一人で御本社への山道を登ってみたのですが、道が険しい上、母を独りであまり長い間待たせても申し訳ないと思い、途中500m程登ったところで引き返しました(汗)。ちゃんと登山用の靴や服装をしないと山の頂上、御本社には行けませんね。いやあ、甘く見ていました。反省しきりです。

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英彦山神宮奉幣殿

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英彦山神宮下津宮

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なんとか、山道をここまで登った証拠にと、撮った写真(汗)。

奉幣殿のところで待ってくれていた母と合流して、スロープカーに乗って花駅に戻り、車に乗り込むと行きに通った多くの窯元があるところまで戻りました。小石原焼協同展示場を見て、お土産にと小石原焼のお猪口を一つ、母に買ってもらった後、今後は日田に向かいます。

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こちらが母に買ってもらった小石原焼のお猪口。値段は4千5百円と、それなりに高かったのですが、色も形も良く、すっかり私のお気に入りとなりました。

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ドライブ当日の夜、お刺身と共に、小石原焼のお猪口で飲んだ大分の地酒。鷹来屋はもちろん美味しかったのですが、智恵美人が以前より美味しくなっていたのには驚かされました。ちなみに智恵美人を製造している中野酒造は実家近くにある蔵元です。

日田の日田醤油本店で母は愛用している「天然だしのもと」を購入、その後、車に乗って帰路に着きました。長時間、車を運転したので、さすがに少し疲れましたが、天気にも恵まれ、母と一緒に楽しいドライブができました。これでちょっとは親孝行できたかな? 母が喜んでくれたことを祈るばかりです。

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こちらが日田「日田醤油 本店」


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