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ノートパソコンにDVDドライブユニットを装着しました [●●を使っている]

以前の記事で、9年半ぶりに自分専用のノートパソコン「LIFEBOOK S938/S」を新たに中古で購入したことを書きましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2024-03-26、パソコン本体の右側下部分に大きなスロットがあることに気づきました(私のパソコンにはダミーのスロットカバーがついていました)。さっそくメーカーのサイトからダウンロードしたマニュアルをみてみると、このスロットは「モバイルマルチベイ」といい、DVD-Romや追加のバッテリーといったユニットを差し込んで利用することができるとのこと。

さっそく、ネットオークションで探してみると、ちょうど同型機種であるS937用のスーパーマルチDVDドライブユニット(動作品)が800円で出品されていました。多分、これなら大丈夫ではないかと思い切って落札。ただ、落札した商品はベゼルが欠品だったので、S938用のものを探してみたのですが見つからず、結局、汎用品であるG-BAS規格の「Blu-ray 9.5mmスリムドライブ」用のベゼルをネットショッピングにて580円で購入し、落札したDVDドライブに取り付けた後、パソコン本体に装着してみました。

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こちらがネットオークションで入手した「LIFEBOOK S937」に装着されていたDVDドライブユニット

結果は無事に動作。こうして2000円足らずの出費で、私のノートパソコンはDVD/CDドライブ内蔵のものへと生まれ変わりました。本当に良かったです。

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ノートパソコンに装着したDVDドライブ。汎用品のベゼルを装着しているため、まるでブルーレイが再生できるように見えますが(汗)、実際にはDVD・CDのみ再生・書き込みすることができます。

ちなみに、標準バッテリーについても、使用頻度の少ない中古品をネットオークションで安価に落札して予備としています。さらに富士通が提供しているユーティリティソフトをインストールし、バッテリーの充電レベルを80%に設定して、過充電にならないようにしました。これで一通りの設定は終わったので、これから思う存分、このパソコンを使っていこうと思っています。


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スマホ(Android14)における、みずほダイレクト起動時の不具合について [●●を使っている]

私が使っているスマートフォン「Galaxy S22 SC-51C」ですが(この機種に機種変更したときの記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2023-02-20、Android 14にシステムをアップグレードした後、スマートフォンアプリ「みずほダイレクト」を起動させようとすると、「USBデバックがONになっています。OFFにしてください」と表示され、起動しないトラブルに見舞われるようになりました。とりあえずUSBデバックがONになっているかどうか確認すべく、「設定」を開き、「デバイス情報」をタップ。 次に下へスクロールして「ビルド番号」を7回連続でタップして「開発者向けオプション」を表示させてみたのですが、きちんとOFFになっています。

そこで、「みずほダイレクト」のサービスセンターに問い合わせてみたのですが、スマートフォン本体の問題なので、こちらでの対応は難しいとの回答(トホホ…)。そこで、ネットで色々、調べた結果、「設定」→「セキュリティおよびプライバシー」→「自動ブロッカー」を一度、OFFにしたところ起動できるようなりました。一旦起動できた後は、再度、「自動ブロッカー」をONにしても、起動します。

こうして、なんとか問題は解決しました。このトラブル、他の銀行系のアプリでもおきているようです。今回、私は自身の備忘録として、記事を書きましたが、もし、同様のトラブルで困っている方の参考になれば幸いです。

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こちらは現在の私のスマートフォンのホーム画面


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今年になってから購入し、意外と重宝しているのがイワタニのカセットガスストーブです [●●を使っている]

今年になってから購入し、意外と重宝しているのがイワタニのカセットガスストーブです。商品名は「マイ暖」といい、カセットガス一本で約3時間20分(標準モード運転時)稼働する、女性でも片手で簡単に持ち運びのできる大きさと軽量さ(約2.6kg カセットガス含まず)、そしてコードレスで使いやすいストーブです。

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こちらが今回、購入したイワタニカセットガス ストーブ 「マイ暖」。ピンポイントながら、火力を強くすると「熱い」と感じるくらいの暖かさです。

妻が今年1月の能登半島地震の被災地の様子をテレビで見て、こうした災害時に役立つ暖房器具が一台、家にあったほうが良いのではと言い出したのが購入のきっかけだったのですが、実際に使ってみると、思いの外便利ということが分かり、今は自宅で日常的に使っています。

私の自宅は二階建て(三階はロフト)の木造住宅なのですが、妻も私も、リビングルームや自室以外の、冷えたところで、例えば洗濯物をたたんだりといった、ちょっとした、短時間の作業をすることが多く、そうした時にわざわざ備え付けの暖房器具を使わずに、自分の周りだけちょこっと温めたい時には本当に便利です。

小型、軽量で持ち運びが可能で、コードレスというところが何と言っても良いですね。カセットボンベで動くので、本当に手軽です。もちろん災害時といった非常時には、十分活躍してくれると思います。良い買い物をしたねと妻を褒めた次第です(えへへ)。


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職場では普段、スマートフォンにアクティブスピーカーを繋げて音楽などを流しています [●●を使っている]

以前、一度、職場のオーディオ環境を紹介しましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2022-02-25、今回は私が普段、「ながら」で音楽などを流している机上の再生環境についてご紹介したいと思います。

実はこれまで、執務室の机上にはBluetooth対応CDラジオ(SONY ZS-RS80BT)を置き、スマートフォンと接続したりしながら、気軽に音楽やラジオなどを楽しんでいたのですが、どうしても、出てくる「音」が馴染めずにいました。そこで今はスマートフォンに小型のUSB DACを接続し(このUSB DACについての記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2023-04-19、アメリカのオーディオメーカーTivoli Audio(チボリオーディオ)の「CUBE」というアクティブスピーカーとライン接続して音楽などを流しています。

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この「CUBE」もBluetooth接続に対応してはいるのですが、USB DAC経由でライン接続した方が、「音」が良いように思われることから、このような接続方法にしています。と言っても「CUBE」から出る「音」はオーディオ的には決して性能の良い音とは言えないと思います。しかしながら、その「音」には、まるで昔のラジオを聴いているような気分にさせる、何とも言えない不思議な魅力があるのです。一言でいえば、それは「気にならない音」でして、「ながら聴き」に特に向いた「音」です。

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Tivoli Audio(チボリオーディオ)の設立者の一人、オーディオエンジニアのヘンリー・クロス(Henry Kloss 1929~2002年)はAcoustic ResearchやKLHのスピーカー設計者として有名ですが、この「CUBE」にも、彼の遺志のようなものが感じられます。それは一言でいえば「聴きやすさ」です。

なんともシンプルな私のデスクトップ・オーディオ環境なのですが、私は満足しています。隠れた自慢の一品です。

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長財布を新しいものに替えました [●●を使っている]

2016年に購入し、7年半近く使っていたコーチ(COACH)の長財布ですが(この長財布を購入したときの記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2016-06-06、かなり草臥れてしまいました。そこで新しい長財布をと、私が手に入れて、現在使っているのがナノ・ユニバースの「じゃばらL字ジップ長財布」です。

実はこの財布、雑誌「MonoMax」2024年2月号の付録でして(この付録のついた雑誌の価格は1,250円)、私はネットでこの付録の長財布の紹介記事を読み(その記事はこちら→https://youpouch.com/2024/01/08/1134953/、付録目当てで購入しました。

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こちらが「MonoMax」2024年2月号

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ちらが、付録のナノ・ユニバース「じゃばらL字ジップ長財布」。収納力はかなりのものです。

見ての通り、高級感はありませんが、収納力がある割には、とても薄くて軽量で使いやすく、気に入っています。

最近は「PayPay」をはじめとするスマートフォンによるQRコード決済サービスや、「PASMO」といったICカード決済(私はPASMOのカードをスマートフォンの裏側に貼りつけています)を使うことが多くなり、財布の出番は以前より少なくなってはきているものの、未だにクレジットカードや現金で支払うこともあり、長財布は手放せません。安価で手に入れた長財布ですが、これから永く使っていきたいと思っています。


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シュナイダー「406」は普段使いにぴったりのドイツ製の万年筆です [●●を使っている]

以前にも書きましたが、私は小さなメモ帳と筆記用具を常に持参していて、何かあったときにはすぐにメモを取るようにしています。筆記用具についてはこれまで、小ぶりのボールペンや万年筆などを使っていたのですが、私は万年筆の書き味が好きで、なるべく万年筆を持ち歩くようにしていました。

お気に入りの万年筆はモンブランの「ボエム(マロン)」、ペン先はF(細字)なのですが、この万年筆は私にとっては高価なもので、(シャツの胸ポケットに挿していても)その扱いに常に気を遣わざる得ないこともあって、もっと気楽に普段使いができる万年筆を探していました(以前、この万年筆について書いた記事はこちらとなります→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2012-11-29

そんな中、最近見つけて、すっかり気に入って、いつも持ち歩いている万年筆がドイツの筆記具メーカー、シュナイダー(Schneider)の「406」です。シュナイダーは1938年に創業したドイツの老舗でして、パーツその他すべてドイツ製という、品質にこだわった筆記具を作り続けています。特筆すべきは、低価格なことでして、それでありながら年齢、性別を問わないシンプルかつ実用的で優れたデザインは、いかにもドイツらしさを感じさせます。

私が使っているのは「406 AQUS(アクアマリン)」という細身かつ軽量のプラスチック軸の万年筆です。ペン先はイリジウム、錆びにくい上、摩耗につよいので日常的に使用することができます。また、グリップ部にはなだらかな三角のくぼみと滑り止めで親指・人差指・中指が安定する設計となっています。ペン先の太さはEF(極細字)、小さなメモ帳で使うにはちょうど良い細さの字を書くことができます。購入価格は2,200円程と、万年筆としては非常に安価なものながら、本格的な万年筆と同様のなめらかな書き心地を楽しむことができます。購入時についていたカートリッジの色は黒、かすれることもなくインクフローは一定しており、万年筆特有のインクの濃淡といった微妙な表現はできませんが、極細字ということを考えれば実用的です。

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こちらが私が使っているシュナイダー「406AQUS(アクアマリン)」

また、キャップがよくできていて、キャップをするとインナーキャップがペン先にしっかりハマって閉まり、ペン先が乾くことがありません。これはとても使いやすくて安心感があります。また、とても軽量(わずか11g)で、さっと取り出して書くのにストレスを感じないところも、わたし的には気に入っているところです。

文字を書くという行為は、人間だけが行う特別なものです。そして万年筆を使えば、文字を書く毎に、ささやかな満足感と喜びを味わうことができます。これって、けっこう大切なことではないでしょうか?ぜひ、文房具店などで、この万年筆を見つけたら手にとって試し書きしてみてください。きっと、あなたも、その喜びがどういうものか、知ることができすよ。

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「406」には色々なカラーバリエーションが用意されていて、好みに合わせて選ぶことができます

(2023年2月14日追記)
買った当初についていたインクカートリッジは使い切ってしまい、慌ててインクカートリッジを入手(6個で500円弱)しました。カートリッジを差し込むときに気付いたのですが、本体の胴部分に予備のカートリッジ一本を収納することが出来るので、インク切れの時に困ることがありません。これは本当に便利です。



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スマートフォンをスタンドに立てて、普段は時計として使っています [●●を使っている]

先日、4年3か月ぶりに機種変更をして新しくなった私のスマートフォン「Galaxy S22(SC-51C)」ですが(機種変更した時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2023-02-20、物珍しさもあって(汗)、毎日、新しくアプリをインストールしたり、色々と設定を変えたりして楽しんでいます。

Galaxy独自の機能で、これは便利だと感じたのが「Always On Display(アンビエント表示)」というものです。これはスマホの画面が OFF の状態でもカレンダーや時計といった情報を画面に表示する機能でして、有機ELディスプレイの「黒系の色は画面上の素子がほとんど発光しない」という特性を活用しており、(消費電力を抑えながら)時刻や日付を画面に表示し続けることができます。

この機能をオンにしたままスマホスタンドに載せれば、高機能時計としてスマホを活用することができます。通知は画面に表示されますので、時計を確認する際にスマホの画面を見た時に通知のマークがある場合は、スタンドにスマホを載せたまま、ロック画面を指紋認証で外し、通知内容を確認したり、更に操作してみたりと、なかなかスタイリッシュな使い方が出来ます。

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会社の執務室での使用例。なんだか机の上が散らかっていてごめんなさい。

ちなみにスタンドですが、私はニトリの「折りたためるアルミ製スマホスタンド」(税込価格999円)を使っています。基本的に会社の執務室および自宅の自室の机の上に置いて(結局、私は2台購入しました)使っているのですが、非常にコンパクトでかさばらない上、高さと角度が微調整でき、スマホに保護ケースを付けたまま、しっかりと固定することができるので(お使いのスマホケースの厚みによってはうまく固定出来ない場合もありますので、購入にあたっては注意が必要かと思います)、他のスマホスタンドを使ったことがないので比較しての評価はできないものの、私はとても満足しています。

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こちらが、私が使っているニトリ「折りたためるアルミ製スマホスタンド」(税込価格999円)

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こちらが私のスマートフォンのホーム画面。一部のアプリは、「調べる」「払う」「移動する」といった具合に、行う動作によってグループ化しているところが特徴です。PC等のブラウザーにおけるブックマークの登録・編集においても、こうした手法でグループ化しています。

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こちらはGalaxy S22独自の機能である、ホーム画面右上のエッジ部分をスワイプして呼び出すことができる「エッジパネル」の画面。私は(Galaxyストアにて無料で配布されているアプリである)電卓を登録していて、何か計算する際に便利に使わせてもらっています。


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職場のオーディオ環境を整えました [●●を使っている]

先日、顧問をされている会社の先輩から「部屋(先輩の執務室)に使わなくなったアクティブスピーカーがあるんだけど要らない?」とのメールが届きました。かなり前になりますが、以前、彼の部屋で話した時に私が、このスピーカーに興味を持っていたことを、どうやら覚えてくれていたようです。

さっそく頂戴することとなり、秘書の方がスピーカーを台車に載せて運んできてくれました。スピーカーはオンキョーのGX-500HDというもので、2009年から発売(現在は発売終了)された「オンキヨーのフラッグシップスピーカー/アンプの開発で得られた技術を投入したハイエンドPCスピーカー」(ONKYOのホームページ「製品概要」からの引用)です。とはいえ当時の販売価格はペアで5万円ほどだったかと思います。いわゆるアンプ付きの2ウェイ・バスレフ型のスピーカーでして、入力端子はデジタル入力×1(光)とアナログ入力×2(ステレオRCA)、デジタル入力は32、44.1、48、96、192kHz/24bitに対応しています。

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こちらがONKYO「GX-500HD」

さあて、貰ってはみたものの、現在、私の執務室にはBluetooth対応CDラジオ(SONY ZS-RS80BT)が一台あるだけです。そこで、インターネットショッピングでスピーカーとスマートフォンをブルートゥースで繋がるようにワイヤレスオーディオレシーバー(ELECOM LBT-AVWAR501)を、そしてインターネットオークションでデジタル出力端子を備えたCDプレーヤー(リモコン付き)を、それぞれ入手し、今日、会社に出社する機会を得たので、それらをセッティングしてみました。

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こちらが今回、会社の執務室にセッティングしたCDプレーヤー、アクティブスピーカーの様子

結果は問題は無く、スマホのインターネット音楽配信サービスから、そして音楽CDからもスピーカーから素敵な音を楽しむことができています。CDプレーヤーはオークションでも安くて良い中古品がなく(というか落札できず)、結局、パイオニアが1998年に発売したDVDプレーヤー「DV-S5」(当時のメーカーの販売価格は8万3千円)を5千円で落札し、CDプレーヤーとして使っています。このプレーヤー、1997年に発売されたフラッグシップモデル「DV−S9」(同じく販売価格は19万円)の弟機にあたります。以前、書きましたが、九州の実家ではリサイクルショップで1万円足らずで購入した「DV−S9」をCDプレーヤーとして使っていまして(その記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-10-22、その音の素晴らしさには本当に感服していましたので、今回、その弟機をこうして入手して使うことになったのには、不思議な縁を感じます。

弟機ということですが、同じような大きさ(高さが2cm程低いです)ながら、価格相応というべきか、重さも二分の一以下となる6.4kgと(「DV−S9」はなんと15kgもあります)、造りを含め、「DV−S9」からは大きくスペックダウンされています。それでもHi-bitレガートリンクコンバージョンで20kHz以上の音声も再現したり、音声DACは96kHz/24bitのDAC ICをLRそれぞれに1個づつ使っていたりと。CD再生においてはそれなりに高音質で評判の機種だったようです。

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パイオニア「DV-S5」

まあ、私の場合、会社の執務室で小さな音量で音楽を流すだけですので、そんなに音質に拘ることはないのですが、それでも、この頂いたスピーカーから出てくるCDプレーヤーの音は、なかなか良いもので私を喜ばせました。

今は、リヒテルの弾くバッハのソナタを聴きながら、こうして、この記事を書いています。これで、職場でのオーディオ環境も格段に良くなりました。さあて、仕事しなくっちゃね(爆)。


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古い腕時計のオーバーホールをお願いしました [●●を使っている]

今週の火曜日に、自宅から一駅離れたところにある、腕時計のオーバーホール・時計修理と時計販売をおこなうお店「ファイアー・キッズ」を訪れ、私の持っている古い腕時計のオーバーホールをお願いしました。

お願いしたのは、スイスのユニバーサル・ジュネーブ(universal geneve)の手巻きの腕時計です。1970年代のものと思われ、ケースとベルトはステンレス製、ケースの厚みは約6mmと、とても薄型の時計です。

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こちらが、その時計(写真は同型のものでして、私の持っているものではありません)。ホコリが入っていたり、文字盤が汚れていたりと、そのまま私の所持している時計の写真をアップするのは忍びなかったからです。オーバーホールを終えて手元に戻ってきた時点で、私の所持している時計の写真を改めてアップしたいと思います。

私はこの時計を10年ほど前にネットオークションで入手したのですが(たしか8千円程度だったかと思います)、文字盤とガラスの間にホコリが入っていた上、文字盤の隅に水が入ってできたような小さなシミがあったりしたため、使うことなく自宅に置きっぱなしにしていました。最近ふと、思い出し、長い間、タンスの肥やしになってしまっているこの時計、一体どうしたものかと思い、時計修理を専門に行なっているところで一度相談してみようと、このお店を訪れてみたという訳です。

診てもらうと、時計自体はなんとか動くものの、実際に使うとなると一度オーバーホールをして、また(当然のことながら)文字盤に混入したホコリは取ったほうが良く、その場合、トータルで2万5千円〜3万程度の費用がかかるとのこと。「この時計、直すだけの価値はあるのでしょうか?」と尋ねたところ、「それはお客様のお気持ち次第ですが、仮に同型の完働美品を当店が持っていて販売するとなると、売価は9万8千円ほどになると思われます」とのことでした。

私は機械式の腕時計が好きで、亡き父からの形見の金時計を含め、5本ほどもっているのですが、最大の問題はメンテナンスです。費用がそれなりにかかる上、定期的に行う必要があり、維持費は馬鹿になりません。この時計は、1970年代っぽいデザインが好きな上、ケースが薄型で、凝った造りのベルトのせいもあって腕につけた時の装着感は素晴らしいものです。例えば結婚式や披露宴に呼ばれた時などに、白のワイシャツに合わせて着けたりすると良さそうです。

悩んだ末に、結局、オーバーホール(故障箇所が見つかった時は修理も)お願いすることにしました。せっかく縁があって、気に入って入手した腕時計なのですから、やはり一度はキチンと整備して使ってみたいと思ったのです。そうしないと、この時計に失礼のような気がしたというのが正直なところです。

このお店は、現在修理待ちの時計が大量にあるそうで3ヶ月程度かかるとのことでしたが、特に急ぐものでもないので、そのままお願いしました。出来上がるのは5月の連休明けくらいでしょうか。とても楽しみです。

実はもう一本、30年ほど前に結納返しとして義父母から頂いた、ロレックスの自動巻きの腕時計(デイトジャスト、色はシルバー)が故障したままとなっています。この時計、還暦間近の私には少し派手な気がして、そのままにしているのですが、これもキチンと直して整備してあげなくては可哀想ですよね。今の時計の修理が終わったら、こちらもお願いしてみようかなどと考えているところです。

ちなみに、これまで私が機械式の腕時計について書いた記事は以下のものがあります。もし興味がおありでしたら読んでみてください。
「普段、セイコーのロードマーベル36000/SSという手巻きの腕時計をしています
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2010-05-26
「怪しげな腕時計を使っています(苦笑)」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2013-08-23
「今日は、セイコーの古い腕時計をつけて出社しました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2014-04-17
「修理に出していた腕時計が戻ってきました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2014-05-12

(2022年4月20日追記)
昨日、ショップの方から連絡があり、オーバーホールの完了が遅れるとのこと。6月初旬には出来上がるだろうとの事でした。特に急いでいる訳でもありませんので「宜しくお願いします」と、引き続きお願いした次第です。

(2022年6月3日追記)
1日にショップからオーバーホールが完了したとの連絡があり、昨日引き取りに伺いました。特に修理箇所や交換部品等はなかったとのことで料金は23,000円でした。さっそく腕ににつけてみたのですが、装着感は素晴らしい上、時計のデザインも良く、やっぱりオーバーホールをお願いしてよかったと思った次第です。あわせて、本文でも書いた、義父母から頂いたロレックスの自動巻きの腕時計(デイトジャスト、色はシルバー)も修理とオーバーホールをお願いしました。

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こちらがオーバーホールを終えて、手元に戻ってきた私のユニバーサル・ジュネーブの腕時計。文字盤には汚れが残っていますが、それもアンティークならでは味ということで満足しています。これから機会あるごとにどんどん使ってみようと思っています。

(2022年7月25日追記)
先週の金曜日にショップから、義父母から頂いたロレックスの自動巻きの腕時計(デイトジャスト、色はシルバー)の修理とオーバーホールが終了したとの連絡を受け、翌日、23日の土曜日に引き取りに伺いました。もう、10年近く壊れたままになっていた腕時計が動いているだけでとても嬉しくなってしまいました。ゼンマイとパッキンの交換含め料金は40,000円、う〜ん、やはりロレックスとなるとオーバーホールの価格も高いです(涙)。これで私の持っている機械式の腕時計はすべて可動となりました。一旦はこれでしばらく様子を見ることになりそうです。

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こちらがオーバーホールを終えて、手元に戻ってきた私のロレックスの腕時計。ケースに細かいキズがあったりと、それなりの使用感はありますが、それら全て含めて気に入っています。やはり、こうしてみると良い時計ですね。

(2022年12月13日追記)
たしか、9月か10月に修理をお願いしていた妻のロレックス(デイトジャスト、コンビ)もオーバーホールが終わったとの連絡があり、12月10日の夜に妻と一緒に取りにショップに伺いました。傷取り研磨仕上げもお願いしていたので、その代金15,000円含め、トータルで53,000円かかりましたが、まるで新品のような輝きを取り戻したロレックスに、妻はとても喜んでいました。併せて妻のシャネルの古いクォーツ時計の電池交換もお願いしました。こちらは代金は2,000円とのこと。今後、義母から譲ってもらった長女の同型のシャネルの時計も、電池交換をお願いする予定です。ふうっ、今年は時計の修理に明け暮れた一年となりました。


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愛用していたCDプレーヤーが壊れてしまいました [●●を使っている]

今年の4月に自室で使っていたCDプレーヤーを、Marantzの「CD-17D」からPIONEERのCD/SACDプレーヤー「PD-D9MK2」に替えて(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-04-30愛用していましたが、8月になって突然、電源を入れても液晶ディスプレイが「On」と表示されるだけで、本体、リモコンのどのボタンの指示をまったく受け付けない状態になってしまいました。どうも壊れてしまったようです。

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PIONEERのCD/SACDプレーヤー「PD-D9MK2」。以前の記事にも書きましたが、このプレーヤーは重量がなんと11kgと、アンプ並みの重さでして「バブル時代の物量機そのものと云わんばかりの作り込み」が話題となったものです。

慌ててメーカーに修理をお願いしようとしたのですが、皆さんもご存じの通りパイオニアは業績不振により2014年に家庭用AV事業の子会社、パイオニアホームエレクトロニクス株式会社の全株式をオンキヨーに譲渡してしまったので、今はオンキヨーの機能子会社のオンキヨー&パイオニアが事業を引き継いでいます。電話で相談してみると、修理もそちらが受け付けるとのことでしたので、祈る気持ちで故障品を送りました。

待つこと二週間ほど経ったところで、先方からやっと連絡があり「残念ながら製品が(10年ほど前の)古い機種で、修理部品が調達できない」ことを理由に、なんと修理を断られてしまいました。やはり買収された会社の製品ということあり、しっかりとしたサポートはもはや期待できないようです(その点、Marantzでは古い機種でも、しっかりとサポートしてくれた経験があります)。こうなると、他のオーディオの修理を専門に行うショップにお願いするしか方法はありません。

ネットで検索してみると、こうした古いオーディオ機器を専門に修理するショップはたくさん見つかるのですが、果たして修理を受け付けてくれるのか、仮に修理を引き受けてくれたとしてもきちんと修理できるのかも確証はありません。そして最大の問題は何といっても修理代でして、どのサイトを見ても(修理不能でもかかってしまう点検料を含めて)4、5万円位はかかってしまいそうなのです。

修理を諦めて別のCDプレーヤーを購入することも考えたのですが(以前使っていたMarantzの「CD-17D」は現在、実家の母が使っており。もう私の手元から離れてしまっています)、このPIONEERのCD/SACDプレーヤー「PD-D9MK2」の「音」には特別の愛着があり、他のCDプレーヤーでは満足できない可能性が高いような気もします。やはり、専門のショップにこのCD/SACDプレーヤーの修理をお願いするしかないかと考えていたところ、ふとしたきっかけで、ネットオークションに「PD-D9MK2」の動作品が安く出品されていることを知りました。

予想される修理代金(4、5万円)以下で入手できるのならばとオークションに参加したところ、運よく(送料含めて)4万円程で落札することが出来、昨日、私にとって二台目となる「PD-D9MK2」が自宅に届きました。商品の状態はとても良好、傷一つないものでして、現在、自室で快調に動作しています。

ただ、一台目と同じトラブルが起きない保証はどこにもないことを考えると、果たしてこれで良かったのかどうかは未だに疑問です(二台目のシリアルナンバーも同じ二桁、今度は20番台です)。いつ故障するかとビビりながら使っているというのが正直なところでして、とりあえず故障した一台目は今回の二台目が故障したときの部品取り、もしくは修理用の予備機として(実家に送って)保管してもらうことにしました。

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今回入手した「PD-D9MK2」の背面。シリアルナンバーは28番です。

私の場合、こうして古い中古のオーディオ機器を主に使っていますが、機械ですから、いつかは故障しますし(特にCDプレーヤーはトレイという可動部があるので故障しやすいです)、故障したときにメーカーのサポートを得られない可能性が非常に高いことを考えると、こうして安く中古品で揃えても、結局高い買い物(というかガラクタ)になってしまう恐れは十分あります。今回の出来事は、そういう意味で良い教訓となりました。とはいえ、なんとか安く良い音を楽しむには中古に頼らざるを得ないのが実情というところが、本当に辛いところです。今は、今回の故障がこの個体固有のもので機種共通の問題でないことを祈るばかりです。


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