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石塚真一/NUMBER 8の漫画「Blue Giant Explorer 9」「Blue Giant Momentum 1」を読み終えました [漫画を読んでいる]

前の記事で、3月にアニメ映画「BLUE GIANT」をインターネット動画配信サービス「Netflix」で観たことを書きましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2024-03-31、4月のなって、やっと原作の漫画「Blue Giant Explorer 9」「Blue Giant Momentum 1」がレンタルショップで貸出可能となったので、さっそく借りて読んでみました。

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石塚真一氏/NUMBER 8「Blue Giant Explorer 9」「Blue Giant Momentum 1」(小学館)

ご存じの方も多いかと思いますが、この漫画は主人公であるジャズサックス奏者、宮本 大が自らのジャズを極めようと、様々な魅力的な人々と交流を深めながら、個性的で実力のあるメンバーを集め、自身のグループを率いて、苦労しながら、共に成長していく物語です。日本編となる「BLUE GIANT」、ヨーロッパ編の「BLUE GIANT SUPREME」、アメリカ上陸・横断編となる「BLUE GIANT EXPLORER」は完結し、現在、ニューヨーク編となる「BLUE GIANT MOMENTUM」が、男性向け漫画雑誌「ビッグコミック」(小学館)にて連載中です。

この漫画ですが、本作連載時からの担当編集者であった「NUMBER 8」氏が、「BLUE GIANT SUPREME」単行本9巻以降から、正式にstory director(脚本)として参加(アニメ映画の脚本も担当)。「NUMBER 8」氏は担当編集者を辞めて「MOMENTUM」からはstory(原作・脚本)を担当しています。ちなみに漫画の最初の舞台が仙台なのは、当時担当者だった「NUMBER 8」氏が仙台出身であることによるそうです(この部分の記載につきましてはWikipedia「BLUE GIANT」の解説文を全面的に参考にしています)

ネタバレになってしまうので、ここではストーリーについては書きませんが、今回も非常に感動的な内容で、私は夢中になって読みました。本当に良質な物語であり、漫画だと思います。この漫画には悪い人は一人も出てきません。登場人物一人一人が、それぞれ自分のストーリーを持っていて、色々な背景や考え方を持ちながら主人公である宮本大にかかわり、そして変わっていく。それが、この漫画に深みを与えているように思います。

今回も素晴らしい漫画体験を得ることができました。これからのストーリーが本当に楽しみです。


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大学時代の友人が貸してくれた漫画「放課後ていぼう日誌」を読みました [漫画を読んでいる]

八月初めに大学時代の友人と横浜で会った時に、彼から小坂康之の漫画「放課後ていぼう日誌」が面白いよと教えてもらい、その後、既刊全9冊を貸してくれたので、さっそく読んでみました。

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小坂康之「放課後ていぼう日誌 (1)」(ヤングチャンピオン・コミックス)。現在9巻まで発売されています。

ストーリーは、家族で熊本県にUターンした、これまでインドア派(高校では手芸部に入部することを夢見ていた)で釣りにはまったく興味がなかった高校一年生の鶴木陽渚(つるぎ ひな)が、高校の上級生黒岩悠希(くろいわ ゆうき)の誘いで、何故か部員が女の子ばかりの「ていぼう部」に入部し(黒岩はていぼう部部長)、幼馴染で元気一杯の同学年の帆高夏海(ほだか なつみ)や先輩の二年生、大野真(おおの まこと)といった部員たちと共に、色々と楽しい体験をしながら釣りの魅力に目覚めていくといったものです。

なんというか、ほんわか系とでもいうのでしょうか、大きなストーリー展開がある訳でもなく、なんとものんびりとした話で、(暇つぶしに)寝っ転がって読むのに最適といったものなのですが、釣りに関する描写がきめ細かく丁寧なこともあって、読んでいてとても勉強というか参考になり、面白く読むことができました。

私のブログを読んでくださっている方はご存じかと思いますが、私は昨年の8月に会社の友人に誘われて釣りを始めて以来、これまで堤防や海釣り施設、レンタルボートや乗合船からの釣りを楽しんできました(興味のある方は私のブログ マイカテゴリー「釣りをしている」から記事を読んでみて下さい)。未だサビキ釣りやチョイ投げ釣り、アジビシ釣りや五目釣りくらいしか経験のない初心者ということもあってか、この漫画に描かれていることはとても参考になります。友人が教えて貸してくれなければ多分、読むこともなかったと思われる漫画ですが、おかげで良い勉強になりました。ありがとう。

この、漫画を貸してくれた友人とは昨年の11月に横須賀の「海辺つり公園」で一緒に釣りを楽しんだのですが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2021-11-19、今度、秋にでもまた一緒に行こうと話しています。とても楽しみです。


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今でも細々と漫画を読んでいます [漫画を読んでいる]

これまで折に触れて読んでいる漫画を紹介したりしてきましたが、今でも私は細々と漫画を楽しんでいます。基本的に漫画はレンタルで借りて読むことが多く、ちょうど会社のビルの地下一階にTSUTAYAがあるので、いつもここで借りて読んでいます。

「細々と」と申し上げましたが、現在継続して読んでいる漫画を数えてみると、10以上ありました(汗)。結構な数、読んでいるものですね。具体的には

「Blue Giant Explorer」
「宇宙兄弟」
「キングダム」
「かぐや様は告らせたい」
「推しの子」
「その着せ替え人形は恋をする」
「呪術廻戦」
「葬送のフリーレン」
「この音とまれ」
「怪獣八号」
「チ。ー地球の運動についてー」
「3月のライオン」

といったところでして、会社に出社した時はいつも地下1階のTSUTAYAを覘いては、新刊がレンタルになっていないかチェックするのが日課となっています。こうしてみると、これまで紹介したことのない漫画もいくつか混じっていますね。ここ最近では「Blue Giant Explorer」「宇宙兄弟」「この音とまれ」「3月のライオン」といったところが立て続けに最新刊がレンタル開始となったため、バタバタと借りて夢中になって読んだ次第です。どの作品も素晴らしかったのですが、何といってもタイトル回収となった「宇宙兄弟」第40巻と主人公の大きな精神的成長が見られた「3月のライオン」第16巻には感動しました。

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小山宙哉「宇宙兄弟(40)」 (モーニングコミックス)

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羽海野チカ 「3月のライオン (16)」(ヤングアニマルコミックス)

最近は日本の小説はあまり読まなくなってしまった私ですが(汗)、次から次に出てくる日本の素晴らしい漫画を読んでいると、こんなに才能に溢れた多くの漫画家が日本にいることに驚かされます。私はもうあと二か月で還暦を迎えようかとしていますが、これからも漫画を読み続けるのでしょう。本当に有り難いと思うことしきりです。


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白土三平氏の訃報に接して [漫画を読んでいる]

10月以降、著名人の方々の訃報に接する機会が増えてきたように感じていましたが、その中でも驚かされたのが漫画家白土三平氏が亡くなったことでした。

白土三平は私にとって特別な漫画家の一人です。幼少期にテレビで観た「少年忍者 風のフジ丸」「サスケ」に始まり、小学校高学年から中学高校生時代に漫画で読んだ「サスケ」「忍者武芸帳」、大学生になってから夢中になって読んだ「カムイ伝」「カムイ外伝」といった、これら、彼の代表作は常に刺激的な漫画体験を私に与えてくれました(以前、私が白土三平のことを書いた記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2015-05-29

これらの作品を読んで、私は色々なことを学びましたが、その中でも一番は、歴史は教科書で学ぶような通り一遍のものではなく、その裏には隠れた様々な民の物語があり、物語が存在するということでした。彼の作品が(もちろんフィクションであるものの)圧倒的な実在感を持っているのは、彼自身が持っていた、そうした歴史の裏に隠れた人々、そして生と死に対する真摯で直截な眼差しにあるのではないかと思います。

子供ながらにも、彼のマンガは大人向けで、反体制的でプロレタリアートな雰囲気があって、読んでいるのを親に見つかるのはマズイんじゃないかといった気がしていました(苦笑)。今、そうした雰囲気を持った漫画家なんて、どこにもいないような気がします。そうした意味においては、漫画の一つの時代の終焉を感じさせる訃報でした。もう一度、機会を見つけて、彼の作品を読み直してみようかと思います。

彼は、私のものの考え方に大きな影響を与えた漫画家でした。謹んでご冥福をお祈りいたします。

尚、「カムイ伝」については、インターネットサイト「松岡正剛の千夜千冊」において、見事な書評が掲載されています。興味のある方は一読をお勧めします。
https://1000ya.isis.ne.jp/1139.html

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「カムイ伝」は1964年から1971年にわたって、漫画雑誌「ガロ」にその第一部が連載されました。元々「ガロ」はこの「カムイ伝」のための雑誌として創刊されたものです。これも私事になりますが、大学生時代に友人と共に神保町の「ガロ」編集部を訪ねた時のことが、つい先日のことのように思い出されます。


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魚豊の青年漫画「チ。‐地球の運動について‐」を読みました [漫画を読んでいる]

先日、職場の地下1階のTSUTAYAで魚豊の青年漫画「チ。‐地球の運動について‐」を借りて読みました。この漫画は9月25日の日本経済新聞「NIKKEI プラス1」で「歴史上の人物や出来事を題材にしたマンガ」のお勧め第一位として紹介されていて、興味を持ち、読んでみたいと思っていたものです。内容は、

15世紀前半のヨーロッパのP王国では、C教という宗教が中心となっていた。地動説は、その教義に反く考え方であり、研究するだけでも拷問を受けたり、火あぶりに処せられたりしていた。その時代を生きる主人公・ラファウは、12歳で大学に入学し、神学を専攻する予定の神童であった。しかし、ある日、地動説を研究していたフベルトに出会ったことで地動説の美しさに魅入られ、命を賭けた地動説の研究が始まる。
(以上「Wikipedia」の解説文「あらすじ」からの引用です)

といったもので、「真理を追い求め、信念を貫こうとする登場人物たちの物語」(以上、9月25日付日本経済新聞「NIKKEI プラス1」の記事から引用です)です。記事にも書かれていたのですが、これら登場人物たちの真理への欲求とそれを伝え、受け継いでいこうとする熱量には圧倒されます。何といえば良いのか、物語自体が持つ緊張感が半端なく、その内容も刺激的で、思わず読み進めてしまいます。Wikipediaによると「2021年9月に単行本第5巻の発売をもって、シリーズ累計部数が100万部を突破」したとのことですが、さもありなんと思います。

このマンガは現在、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に連載中でして、私が読んだのは最新刊となる単行本の第5巻までなのですが、まったく先の読めない展開に、一体、これからどうなるんだろうと、続きを読みたくてたまらないです。もし、読んでいないようでしたら、是非一読をお勧めします。最近読んだマンガの中でも、私は特に面白いと思いました。

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魚豊「チ。―地球の運動について(5)」(小学館)


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石塚真一の漫画「BLUE GIANT EXPLORER(3)」を読み終えました [漫画を読んでいる]

今日の午後、石塚真一氏の漫画「BLUE GIANT EXPLORER」の第三巻をTSUTAYAで借りて読み終えました。前にも書きましたが、漫画「BLUE GIANT」シリーズは、主人公であるジャズサックス奏者、宮本 大が自らのジャズを極めようと、様々な魅力的な人々と交流を深めながら、個性的で実力のあるメンバーを集め、自身のグループを率いて、苦労しながら、共に成長していく物語です。「BLUE GIANT EXPLORER」はそのシリーズ3に当たり、ジャズの本拠地であるアメリカでの宮本 大の活躍が描かれていて、この第三巻の舞台はサンフランシスコです。

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石塚真一「BLUE GIANT EXPLORER(3)」 (小学館ビッグコミックス)

漫画ではサンフランシスコの街の雰囲気が良く描かれていて、思わず懐かしい想いに囚われました。ヨーロッパ編となる「BLUE GIANT SUPREME」を読んでいた時にも感じたのですが、著者の石塚氏は本当にそれぞれの都市、街の雰囲気を良く掴んでいて、その雰囲気、特色に合った見事なストーリー展開には瞠目するばかりです。本書でもヒッチハイカーのジェイソンとの出会い、そして中国系のドラマー、アレックスとの出会いと別れを中心に話は進んでいきます。本当に面白かったです。

先日、入手した雑誌「BRUTUSー音楽と酒・夏」(2021年7月15日号)には石塚真一氏の2頁に亘る描き下ろしの漫画とエッセイ「人生最高の音楽と酒の話。」が掲載されていて、そこには著者が漫画家デビューする前に通っていた東京、北千住のジャズ喫茶(&ラーメン屋)「ゆうらいく」の、今は亡きマスターとの心温まるエピソードが載っていました。そしてそこに書かれたのは、「BLUE GIANT」の主人公宮本 大のサックスのマウスピースには、この世には存在しない留め金が描かれていて、それはこのマスターから譲ってもらったサックスがモデルになっていたことでした。

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雑誌BRUTUS 2021年 7月15日号 No.942「音楽と酒・夏。」

このように、彼の漫画には描かれている一つ一つのものに、それが描かれた背景と思いが存在します。そして、それらが、この漫画に何とも言えない説得力を与えています。本当に感心することしきりです。

ちなみに過去、この漫画の事を書いた記事はこちらとなります。興味のある方は是非読んでみて下さい。

「横浜の老舗のJAZZ喫茶店で石塚真一の「BLUE GIANT」を読みました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2018-06-24
「石塚真一のジャズ漫画「BLUE GIANT SUPREME」を読み始めました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-06-18-1
「石塚真一の漫画「BLUE GIANT SUPREME」が完結し、新たにアメリカ編となる「BLUE GIANT EXPLORER」が始まりました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-12-09


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芥見下々の「呪術廻戦」は私たち家族皆が好きなアニメ、漫画作品です [漫画を読んでいる]

私たち家族は皆、インターネット動画配信サービス「Netflix」に(家族会員で)入っているのですが、その皆が、毎週配信を楽しみにしているテレビアニメが「呪術廻戦」です。このアニメは「週刊少年ジャンプ」(集英社)に2018年14号から連載されている芥見下々(あくたみげげ)の同名漫画が原作となっているのですが、アニメの続きが早く知りたくなった私は、職場のビル地下にあるTSUTAYAで漫画(2020年12月現在、13巻までレンタル可能)を借りて、一気読みしました(汗)。

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芥見下々「呪術廻戦 1」 (ジャンプコミックス)

この物語は、凶悪な呪いの王・両面宿儺の指を飲み込んで自らが呪われた、運動神経が常人離れしている高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)が呪術師となって、転校先の東京都立呪術高等専門学校の一年生担任の先生で、自他ともに認める最強の特級呪術師である五条 悟(ごじょう さとる)や、同級生の伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)、釘崎 野薔薇(くぎさき のばら)らの仲間たちと共に、人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊と戦うダークファンタジー・バトル物語です。

内容は、グロデスクな化け物や呪霊とのバトルシーンが中心となることもあって、凄惨な場面も多く、何とも気持ち悪い(よくホラーが苦手な長女が観ているなと感心します)のですが、主人公をはじめとする登場人物がかっこよく、魅力的で、かつ結構複雑な世界観も相まって飽きることがありません。何といえば良いのか、虎杖悠仁を始め、登場人物が何ともネアカというか、今風の明るさ、素直さを持っていて、暗くて余り救いのないストーリーに反して観ていて前向きになると言うか、元気になるという、不思議な物語です。

元々、26歳の長女がNetflixでこのアニメを見つけて面白いと言い始め、それにつられて次女(五条 悟のファン)、私、そして家内までもが熱心なファンになりました。ちなみにNetflixでは、日本で今、一番人気(視聴回数の多い)の番組となっています。テレビアニメ版は、まだ漫画の3巻までくらいなのですが原作に忠実に丁寧にアニメ化されており、アニメならではの「動き」がある分、筋を知っていても楽しく観れています。

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アニメや漫画好きの間では、かなり評判になっている作品です。グロデスクな描写が苦手でない方でしたら、是非観てみて下さい。かなり面白いですよ。


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石塚真一の漫画「BLUE GIANT SUPREME」が完結し、新たにアメリカ編となる「BLUE GIANT EXPLORER」が始まりました [漫画を読んでいる]

石塚真一の漫画「BLUE GIANT」シリーズは、主人公であるジャズサックス奏者、宮本 大が自らのジャズを極めようと、様々な魅力的な人々と交流を深めながら、個性的で実力のあるメンバーを集め、自身のグループを率いて、苦労しながら、共に成長していく物語です。

以前の記事で、そのヨーロッパ編となる「BLUE GIANT SUPREME」を読んでいることを書きましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-06-18-1、最近になってやっと、その完結編となる11巻と、アメリカ編となる新たなシリーズ「BLUE GIANT EXPLORER」の第1巻がTYUTAYAで借りられるようになったので、さっそく借りて読んでみました。

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「BLUE GIANT SUPREME」第11巻(ビッグコミックススペシャル)

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そしてこちらが「BLUE GIANT EXPLORER」第1巻(ビッグコミックススペシャル)

どちらも読後感は素晴らしいものでした。完結編となる「BLUE GIANT SUPREME」の第11巻は涙なしには読めないもので、私はハンカチを握りしめながら読む羽目となりました。そして、「BLUE GIANT EXPLORER」の第1巻は、とうとうJAZZの本拠地であるアメリカでのキャリアのスタートを描いたもので、彼が最初に降り立った地、シアトルでの日々が描かれています。私はこれまで何回かシアトルには出張した経験があったので、描かれている街の様子や雰囲気に共感することが多く、感慨深く読みました。

この漫画の凄いところは、読んでいて「音楽」が聴こえてくることです。まさに作者である石塚真一の類まれな才能と作画力のおかげですね。JAZZが好きな方ならどなたでも、この漫画が好きになるかと思います。本当に素晴らしい作品です。これからの宮本 大のアメリカでの活躍が本当に楽しみです。


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石塚真一のジャズ漫画「BLUE GIANT SUPREME」を読み始めました [漫画を読んでいる]

先日、久しぶりに横浜野毛のジャズ喫茶店「ちぐさ」を訪れたところ、前回、このお店で読みかけのままになっていた石塚真一の「BLUE GIANT」の最終巻である10巻があるのを見つけました(前回、訪れたときの記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2018-06-24。ちなみに「ちぐさ」ですが、前回よりも音も良く(今回聴かせて頂いたウェイン・ショーター、良かったです)、少しホッとしました

さっそくビールを飲みながら、この最終巻を読み終え、深く感動し、余韻に浸っていたのですが、さて、こうなると、続編となる「BLUE GIANT SUPREME」も読みたくなります。ちょうど会社のあるビルの地下のTsutayaでレンタルされていることを知り、昨日、今日、7巻までを読み終えました。

この続編となる「BLUE GIANT SUPREME」は主人公であるジャズサックス奏者、宮本 大が単身ヨーロッパ、ドイツに渡り、自らのジャズを極めようと、様々な魅力的な人々と交流を深めながら、個性的で実力のあるメンバーを集め、自身のカルテットを率いて、苦労しながら、共に成長していく物語です。

読んでいて「音」が聴こえてきます。これは凄いことです。それだけ漫画家としての力量が素晴らしいのでしょう。そして、そのストーリーの面白いこと、面白いこと、思わず夢中になって、一気に読み終えました。8巻は6月28日発売とのことで、いつ、レンタルになるのでしょう。早く続きが読みたいです。本当に面白いジャズ漫画です。お勧めですよ。

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石塚真一「BLUE GIANT SUPREME」


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キングダム54巻を読みました [漫画を読んでいる]

昨日、会社の入っているビルの地下一階の本屋で、原泰久の「キングダム」漫画の最新刊(54巻)が平積みされているのを見つけ、即買いしてしまいました。この漫画は

「紀元前3世紀の古代中国の戦国時代末期を舞台にして、後の始皇帝となる秦王政と、秦の武人である主人公・信の活躍を中心に描かれている中国時代劇」
(以上「Wikipedia」解説文からの抜粋)

ですが、血沸き肉躍るという言葉がぴったりの本当に面白い漫画です。さっそく執務室で読んだのですが(こらこらっ)、期待を裏切らない出来で、続きが本当に待ち遠しくてたまりません。家族では次女も読んでいて、次女と二人で家内と長女に勧めているところです。といっても既に54巻まで出てますので、これまでの分を全て買うとなると大変な出費になるので購入を躊躇っているところです。

今回初めてとなる実写版の映画(山﨑賢人主演)も19日から公開されていて、既に映画を観た方々の感想がネットで上がっていますが、こちらも評判が良いようです。

戦いの場面が多いので誰にもお勧めという訳にはいきませんが、大人でも夢中になれるかと思います。早く続きが読みたいです。

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原泰久「キングダム」(54巻)


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