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昨夜、CDを二枚買い、聴いてみました [音楽を聴いている]

昨日は、最近の寝不足と不摂生で疲れきっていたので、早めに会社から帰宅しました。前に書いたとおり、家内と子供は実家に行っており、私1人です。まだ今朝の家内との喧嘩の後味の悪さを引きずっていたせいか、なんともやりきれない気持ちを抱えたままの帰宅となりました。帰る道すがら、途中のターミナル駅で下車し、CDを二枚を買いました。
二枚とも前から欲しいと思っていた盤で、一つはルトスワフスキ(Witold Lutosrawski 1913~1994)/シマノフスキ(Karol Maciej Szymanowski 1882~1937)/ヤナーチェク(Leoš Janáček 1854~1928)のヴァイオリン作品集、もう一枚はスメタナQとヨゼフ・スークの演奏するモーツァルトの弦楽五重奏曲第2番・第6番です。
家族のいない居間で、1人で聴いてみたのですが、最初のCDは非常に素晴らしかったです。特にルトスワフスキ、シマノフスキの作品は現代音楽としての諸作品の中でも傑作の部類に入るのと思います。彼らの抱えている同時代人としての不安、絶望、希望といったものが作品を通じて非常な切迫感をもって伝わってきます。
(ちなみにこのCDに入っているルトスワフスキの「パルティータ」という曲は、たしか2004年6月、東京オペラシティでのコンサートで五嶋みどりさんが演奏し、曲、演奏共に、その素晴らしさに驚嘆した記憶があります→ちょっと記憶が不確かですが…もしかした五嶋みどりさんが演奏したのは「スビト」だったかもしれません)
もう一枚のCDは曲/演奏共に素晴らしいことはよく分かるのですが、私の精神状態があんまり良くなかったのかもしれません。昨夜は素直に受け入れることができませんでした。

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