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BGM代わりにYoutubeにアップされているグルジエフのピアノ作品集を良く聴いています [音楽を聴いている]

前に、アルメニア共和国生まれの神秘主義者で、作曲家、舞踏家としても知られ、主にロシア、フランス、アメリカなどで活動したゲオルギイ・イヴァノヴィチ・グルジエフ(George Ivanovich Gurdjieff 1866〜1949年)の音楽にハマっていることを記事にしましたが(その記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2024-02-29、Youtubeでもグルジエフのピアノ作品集を聴くことができます(私自身はインターネット音楽配信サービス「Spotify」で同じ音源を聴くことができることから、最近は専らそちらで聴いています)。

Youtubeにアップされているのは「Gurdjieff / De Hartmann: Complete Music for the Piano」という動画でして、全部通して聞くと7時間22分強にもなる長尺のものですが、聴いていて飽くことがありません。


こちらがYoutubeにアップされている「Gurdjieff / De Hartmann: Complete Music for the Piano」

この動画には、

「Asian Songs and Rhythms」
「Music of the Sayyids and the Dervishes」
「Hymns, Prayers, and Rituals」
「Hymns from a Great Temple and other Selected Works Hymns from a Great Temple」
「Fragments from The Struggle of the Magicians」
「Early Pieces」
「Selected Works」

といった曲集が入っています(細かい曲名や内容、及び時間等についてはYoutubeのコメント欄の一番最初に「Tracklist」として載っていますので、そちらをご参照ください)。

グルジエフの、民族音楽収集家としての側面を聴きたいのであれば「Asian Songs and Rhythms」「Music of the Sayyids and the Dervishes」、彼の神秘主義者、宗教者としての音楽を聴きたいのであれば「Hymns, Prayers, and Rituals」「Hymns from a Great Temple and other Selected Works Hymns from a Great Temple」「Fragments from The Struggle of the Magicians」といった曲集をお聴きになれば良いかと思います。

彼の音楽を「辺境の音楽」「(異端の)宗教音楽」という言葉で、簡単に片付けるには余りにもったいないというか、とても豊かな音楽世界がここにはあります。是非、一度、耳を傾けてみて下さい。驚かれることかと思います。

ちなみにこの動画、「Complete Music for the Piano」と謳っていますが、実際、彼は300を優に超えるピアノ曲を遺したということですので、実際にこの動画に収められているのは半分程度ということになります。いつか、彼の全作品を聴く機会が得られる日が来ることを願っています。