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車のタイヤを履き替えました [車に乗っている]

一昨日の夕方、アメリカ発祥の会員制倉庫型店「コストコ」のタイヤセンターで、車のタイヤを四本全て交換しました。6月のディーラーの定期点検時に、4年前に新車で購入した今の車(BMW 320i)に(この車を購入した時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-07-05、最初から着いていたタイヤ(ピレリ P7 ランフラット)の摩耗が酷く、すぐに交換する必要があるとディーラーから言われてしまいました。ディーラーでタイヤ交換をした場合は(キャンペーン価格ながら)25万円と聞き、さすがにこれはちょっと高いのではと思い、こうして、コストコでタイヤ交換したという訳です。

今回付けたタイヤはミシュランのプライマシー4 ZP(ランフラット)でして、ウェットブレーキング性能、耐摩耗性、静粛性に優れたプレミアムコンフォートタイヤということです。実際に乗って見ると明らかに乗り心地が違います。といっても、前のタイヤは3万6千キロも走っていましたので、乗り心地が良くなるのは当然ですね。

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こちらが今回付けたミシュラン プライマシー4 ZP(225/50 R17)

タイヤセンターから引き渡し時に言われたことは、最初の80~100kmまでは慣らしになるので時速80km以上のスピードは出さないこと。そして慣らしが終わったあたりで必ずタイヤセンターに車を持ってきてタイヤの再調整をすること、そして8000km~10000km走ったところで、タイヤの前後の位置交換(ローテーション)をすること(再調整、ローテーション共に無料)です。空気チェックやバランス調整が無料だったりと、他にも色々な無料のサービスがついています。

気になる価格ですが、交換費用等すべて込みで15万円弱でした(別途8,400円相当のプリペイドカードを貰いました)。ネットなどでは、もっと安いショップもあったのですが、価格差がそれほどでもなかったこと、そして信頼性とか安心感を優先して、コストコにしました。実は当初、車のホイールの盗難防止用のロックナットが装着されていることをすっかり忘れていて、サービスセンターでタイヤを外すことができないと言われ、もう一度自宅まで戻ってロックナットのキーアダプターを取りに行ったりと、タイヤ交換にあたってはちょっとバタバタしたりもしました(汗)。

妻は日頃から車を使っている上、高速道路を走ることも多いので、タイヤ交換をしてホッとしています。高い買い物ですが命には替えれません。

(2023年7月8日追記)
タイヤの慣らしも終えたので、再度、6月27日にコストコのタイヤセンターを訪れ、ボルトの巻締や空気圧のチェックなどの再調整をしてもらいました(無料)。次は走行距離が4万5000kmを超えた辺りでタイヤのローテーションをしてもらう予定です。


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急遽、ディーラーに車の修理をお願いしました [車に乗っている]

昨日、自宅でテレワークしていると、お昼の12時近くに妻から電話で、家の自家用車(BMW 320i)を傷つけてしまったとの連絡を受けました(この車を購入した時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-07-05。妻は普段から車を運転していることもあって、私なんかより遥かに車の運転が上手なのですが、最近、近くに住む義父母(妻の実父母)の介護などで忙しく、昨日は、この週末に転んで手を骨折した義母を病院に送り迎えをしていて、義母を乗せて車を駐車場から車を出そうとした時に、駐車スペース脇のポールに接触してしまったそうです。

知らせを受けた私は、軽い傷なら近くの板金屋で直して貰えるかなあ、などと思っていたのですが、帰ってきた車の状態を見たとたん、これは大掛かりな修理が必要になると覚悟を決めました。

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ドア部分が大きく凹んでしまった私の車

すぐに会社に午後から私用で会社を休むことを伝え、妻と一緒に、車を購入したディーラーに車を持っていきました。メカニックの方に状態を確認してもらったところ、修理には最低でも60万円はかかるとのことで、加入していた車両保険で対応することにしました。免責額は5万円でしたので、とりあえずの負担はそれだけで済みますが、来年から車両保険の大幅アップは避けられないかと思います(トホホ…)。

その後、保険会社に詳しく状況を説明し、その日の夕方には代車(トヨタのプリウス)が到着(こちらも保険でカバー)、これでなんとか修理が終わるまで車を確保することができました。また、ディーラーによると、凹んだ部分を直すことはせず、助手席と後部座席のドアと下のレール部分含め、全て新品に交換することになるようです。

私の車は、前と後ろにセンサーがついていて、障害物が近くにくると自動的に停車する仕組みになっているのですが、真横のドア部分ということもあって、ちょうど死角になっていたようです。まあ、車に乗っていると、こういうことってありますよね。事故自体は残念ですが、誰かを傷つけたり、妻や義母が怪我をするようなことがなかったのは不幸中の幸いだったと、自らを慰めています。

(2022年4月19日追記)
修理の部品がドイツからなかなか届かなかったこと等もあって、3月末になんとか修理は終わりました。ディーラーからの納品請求書や保険会社からの支払い明細書を見てびっくりしたのですが、なんと修理代は1,122,748円、代車費用は175,000円となっていました。合計で130万円ほどとなりますが、そのうち私が支払う額は5万円、それ以外はすべて保険会社が負担してくれたこととなります。いやあ、きちんとした車両保険に入っていて良かったと妻とともに胸をなでおろしたところです。


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南アルプス市まで妻と二人でドライブを楽しみました [車に乗っている]

私事ながら、10月下旬から色々と忙しくて、ブログの更新がすっかり遅れてしまっています。記事にしたいことは山ほどあるので、徐々にアップしていきたいと考えています。何卒、宜しくお願いいたします。

10月29日の金曜日に、私は休暇を取り、雲一つない快晴の下、妻と二人で山梨県南アルプス市まで車を走らせました。向かったのは道の駅しらね農産物直売所です。以前、とあるテレビ番組で山梨県のぶどう事情を知り、行ってみたくなったのです。

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こちらが道の駅しらね農産物直売所

昼過ぎに目指す直売所に到着、ゆっくり店内をチェックして、お目当てのシャインマスカット(季節的にこれが最期くらいとのことでした)や柿などを購入した後、直売所近くの蕎麦屋で少し遅めの昼食を済ませると、さて、これからどーしようか、何もプランを立てていないことに気付きました(汗)。慌ててインターネットで南アルプス市の観光サイトをチェックしてみると、どうも夜叉神峠というところが景色も良く、ドライブに良さそうだったので、とりあえず向かってみることにしました。

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こちらが道の駅しらね農産物直売所近くにある、私たちが昼食をとったお蕎麦屋さん

細く、くねくねとした道路を何とか上り、その先、自動車で進むことは不可能(ゲートが閉まっている)なところまで来ました。不安を覚えつつも車から降りて、ゲートにいた係員の方に話を聞いてみると、ここは夜叉神トンネル東側にあたり、この先はマイカー規制区間となっており、許可された車両を除き自動車で先に進むことは不可能とのこと。何も知らずに来た私たちが途方に暮れていると、その方は、近くのバス停(夜叉神峠入口)付近から登山道があり、一時間近くで夜叉神峠まで登ることができることを教えてくれました。私たちはスニーカーに軽装といった格好でしたので、少し不安だったのですが、アドバイスに従って登ってみることにしました。

登山道の入り口から、かなりの急勾配が続きます。係員の方は「最初はキツイけど、そのうち道も平坦になるから」と言っていたのですが、一向になだらかになる気配がありません。スイスイと登る妻と対照的に私の足取りはどんどん重く、ゆっくりとなってきます(汗)。妻と私の距離がもう100m近くにまで拡がり、かなり先を行く妻からの「大丈夫?」との声かけに、なんとか「うん」と応えるのが精一杯な感じになってきました。以前、記事にも書きましたが、私は5年半ほど前に大病を患い、そのせいで足の筋肉がかなり無くなってしまっています。登るのが本当に辛いです。周りの景色を味わう余裕もなく、ただただ足元を見ながら、流れ出る汗を拭いながら必死に登ります。

結局、道は殆どなだらかになることも無く(おいおいっ)、一時間半ほどの苦行の後、何とか夜叉神峠にたどり着きました。標高は1770m、私たち以外、誰も居ない峠(山小屋は閉まっていました)から見える南アルプスの山並みは本当に美しく、静かです。暫く景色を楽しんだりしたものの、登り始めたのが午後2時過ぎからでしたので既に3時を過ぎています、早く下りないと暗くなってしまいます。

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こちらが夜叉神峠から眺めた南アルプスの山並み

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夜叉神峠の標識と、そのそばで寛ぐ妻。今回、彼女の健脚ぶりには本当に驚かされました。

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夜叉神峠にある石の祠とその解説(写真を左クリックして頂ければ拡大して見ることができます)。二人できちんとお参りしました。

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こちらも、夜叉神峠近くにあった仏様。こちらにもお祈りしました。

慌てて二人で今度は登山道を降り始めました。下りだから楽かもという淡い期待はすぐに失せ、滑らないように慎重に降ります。健脚な妻との差がまた拡がり始めました。木々の中にサルの姿をあちこちで観ますし、看板などでは熊にも注意が必要ということで、かなり不安が増してきます。

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峠からの下山中の風景。遠くに甲府盆地の街並みを望むことができます。

どうにか4時過ぎに夜叉神峠入口のバス停のところまで戻ってきました。元気な妻は「楽しかったねー」などと言っていますが、私の方はそれどころではありません(マジに)。ほうほうの体で車に乗り込み、妻に笑われながらも、なんとか帰路に着きました。

いやー、今回は(自身のせいとは言え)とんだ目に会いました。妻とは違い、楽しかったとは未だに言えないですね(苦笑)。ただ、忘れられない思い出になったことは事実です。実は11月23日には会社の二組の友人夫婦らと一緒に高尾山に登ることになっているのですが、急に不安になってきました(正直、行きたい気分が半分、辞めたい気分が半分といったところです。トホホ…)。なんとか、皆の足手まといにならないよう、頑張りたいと思います(泣)。


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義母が身体障害者一級の認定を受けたため、それに伴うサービスを受けられるようになりました [車に乗っている]

今年二月に、80半ばになる義父母が、自宅近くの高齢者向け賃貸マンションに引越しし、また同時に義母が、持病の心臓疾患に伴い身体障害者手帳(一級)を取得したため、これによって得られる各種サービスの申請手続きを行いました。

まず一つ目は、私の自動車税の減免手続です。これは、私の自宅と義父母の住居が(地図上の2点間の直線距離が)2km以内にあり、義母の移動について私の自動車を主に使う場合、自動車税の減免措置を受けられるという制度です(各市町村によって減免対象や内容は異なります)。さっそく神奈川県税事務所で手続きしたところ、無事、私の車について減免措置を受けられることとなり、今年度分から自動車税を払う必要がなくなりました。

これって地味に凄いサポートだと思います。(私の場合)これまで年間4万円近く払ってきた自動車税を払わなくて済むようになったのは大きなメリットです。

そして二つ目が駐車禁止除外制度の適用です。これは標識などにより駐車が禁止された場所などの駐車禁止規制の対象から除外される(=駐車が可能)制度でして、もちろん(私の場合は)義母が私の車に乗って移動している時のみ、この制度が適用されることとなります(一年毎の更新制)。さっそく港北警察署に申請手続きを行い、一ヵ月ほど後に「駐車禁止等除外標章」が交付されました。実は以前、義父母の賃貸マンション近くに義母の送迎のために車を駐車している間に駐車違反の切符を切られたことがあるのです(泣)。これから駐車違反の心配をしなくて済むようになったのは嬉しいです。

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こちらが今回交付された「駐車禁止等除外標章」(画像の一部を編集しています)

これ以外にも(これは身体障害者自身のみへの適用となるますが)税金の控除や、JRや私鉄、有料道路通行料の料金が半額になったり(航空運賃も割引されます)、バスの料金が無料になったりと、数多くのサービスを受けられるようになったので、今後、義母の必要に応じて利用してみようと思います。

あと(義父母の)NHKの受信料も無料になるようなのですが、色々と条件があるようです。まだ確かめてはいないのですが、なるべく早く確認して、条件に当てはまるようでしたら、早々に申請したいと考えています。

このような障害者を対象としたサービスは本当に助かります。こうした国や自治体の手厚い福祉施策には感謝することしきりです。残念ながら、義父は認知症がかなり進み、足腰がおぼつかない義母も最近になって歩行器を使って移動するようになりましたが、まだまだ、できる限り二人で楽しく生活してもらいたいと願っています。


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平日に休みをとって、伊豆高原の方までドライブをしました [車に乗っている]

今週の水曜日(25日)にお休みをとって、家内と二人、伊豆高原の方までドライブをしました。ちょうど22日に(横浜港北ジャンクション)から東名高速(横浜青葉ジャンクション)を結ぶ横浜北西線(横浜北線~東名高速)が開通、横浜市港北区の自宅近くの高速出入口(「馬場出入口」)からそのまま東名高速に乗れるようになり、家内が是非、一度乗ってみたいと言い出し、それならばと、こうしてドライブをすることとなりました。

さっそく午前中に自宅を出発、馬場出入口から横浜北西線に乗ると10分もかからずに横浜青葉JCTから、東名高速に入ることが出来ました。これは本当に速くて便利です。「すごいすごいっ」と家内と喜び合いながら、目的地の伊豆高原の方に車を走らせました。

ちょうど天気にも恵まれ、西湘バイパス、国道135号線から見える富士山や相模湾が本当に美しいです。平日にもかからわず車の量が多かったのですが、それでも1時間半足らずで静岡県伊東市に着きました。二人で遅めの昼食を済ませ(食べログお勧めの海鮮料理屋だったのですが、これは残念ながら失敗でした…)、喫茶店でコーヒーを楽しんだりしながら伊豆高原の方に向かいます。当初は伊豆高原の桜並木を散策しようと考えていたのですが、まだ殆ど開花していなかったのでこれを諦め、約40000㎡の広大な敷地に約40種類・1500本の桜が植えられているという、大室山近くの「さくらの里」の方に行ってみました。こちらは多くの桜が6分、7分咲きとなっていて、とても美しい景色となっています。さっそく車を停め、敷地内を散策してみることにしました。

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伊東市「さくらの里」の様子。後ろに見えるのは大室山です。

もう4時近くになっていたのですが、それでも天気が良く、青空の下、多くの桜が咲いています。平日ということもあり、人も少なく、二人で桜の写真を撮ったりしながら、のんびりと過ごしました。こうして桜を本格的に鑑賞するのは、今日が初めてです。(桜を見ていると)花と枝が重なり合って、見事な遠近法となっています。本当に美しいです。

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「さくらの里」に咲いている桜の様子。ちょうど天気も良く、背景の青空の下、桜が美しく映えています。

小一時間程「さくらの里」に滞在した後、車に乗って帰路につきました。渋滞に捕まりながらも午後7時過ぎには自宅に到着しました。こうして私たちのワンデイドライブは終わりました。帰りの車内で、都内のコロナウィルスの感染者が一日当たりとしては、初めて40名を超えたことをラジオで知りました。「多分、今日が最後のチャンスだったね」と家内と話し合った次第です。こうして私たちは春のうららかな一日を楽しみました。


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大阪曽根崎町のジャズバー「Bar 真湯」のマスターから薦められたもの (1) [車に乗っている]

前の記事で、大阪出張時に訪れた曽根崎町にあるジャズバー「Bar 真湯」で、マスターとオートバイのことやツーリング話に花が咲いたことを書きましたが、私は20代半ばまでオートバイに乗っていたものの、その後久しく乗っておらず、マスターにいつかまた、今度はスーパーカブにでも乗ってツーリングをしたいことを告げたところ、薦められたのがインドのLML(Lohia Machinery Limited)のスクーターです。

私はこれまで、この、インド、カーンプルにあるオートバイメーカー・ブランドのことをまったく知りませんでした。この会社は80~90年代にベスパのライセンス生産を行ない、インド国内やアジア諸国での販売を続けてきたメーカーとのことで、99年にピアジオ社との提携を解消した後も、「スターデラックス」の車名で、ライセンス生産当時のモデルを現在も製造し続けています。

現行モデルは125cc(2 、4ストローク)、150、151cc、200cc(4ストローク)エンジンをつんでおり、151ccはオートマティックモデル専用、125cc(4ストローク)にも通常のマニュアルモデルに加え、オートマティックモデルも用意されています。マニュアル車のギアチェンジはベスパ伝統のハンドグリップシフト、そして外観は「Vespa PX」シリーズのまま、クラシカルなデザインを保っています。カラ―バリエーションもピュアホワイト、ナチュラルアイボリー、アーモンドグリーン、ライトニングイエロー、コバルトブルー、レッド等あるようで、かなりカラフルです。

これは良いです。とはいえ、まだ現物を見た訳ではなく、LMLのサイトやツーリングの様子を捉えた動画等を見ているだけですが、それでも所有欲をかきたてられます。このスクーターのフロント、リアキャリアに荷物を載せて。のんびり、ソロ・ツーリングなんかしたら良いだろうなあと思います。

私の場合、ひっ迫した経済状況の中、当分、このスクーター(本体価格は40万円程度)を購入する余裕などあるはずもなく、また、仮に経済状況が好転したとしても、家内が(事故や怪我を理由に)かなり強硬に反対することは間違いないので、現実的には、将来に亘って、このスクーターに乗るチャンスは、まず無さそうですが、それでも時々、LML社のサイト等を見ては、このスクーターに乗ってソロツーリングしている自分を夢想し、自らを慰めています。

一度は現物を見てみたいですね。そして、やっぱり跨ってみたい、久しぶりにそう思わせたスクーターです。

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写真はLML スターデラックス 4S 200(ホワイト)

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カラーバリエーションは豊富です。私はコバルトブルーが好みです。


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とうとう、車が壊れてしまいました [車に乗っている]

私のこれまでの車歴は、1988、89年頃、社会人になって三年目か四年目に、会社の知り合いを通じて、トヨタのディーラーから下取りの中古のいすゞのアスカを、車両価格5万円プラス諸費用5万円、計10万円で購入し、乗り始めたのが始まりで、その後、1990年に結婚してからはVW Jetta、1991年にドイツに赴任してからはBMW 318i(中古)、Benz 190E(中古)、Audi A6 Avantと続きます。
ドイツ赴任時の最後に乗っていたAudi A6 Avantは1997年の帰国時に日本に持ち帰り、大切に乗っていたのですが、2000年に高速道路で自損事故をおこしてしまい廃車(トホホ…)、そこでSAAB 9-3SE(赤、内装は本革仕様)を購入し、今まで、もうかれこれ11年以上、この車に乗ってきました。
最初の車以外は欧州車ばかり乗ってきたのですが、明確な意志を持って欧州車に乗っていたというよりは、ドイツに赴任時にはドイツ車しか選択肢がなかったこと、また、たまたま好きな車が欧州車だったから…というのが実際のところです。それぞれ、これまで乗ってきた車には色々な思い出がありますが、何と言ってもこのSAABにはとても長い間乗っていたということもあり、愛着はひとしおでした。ドイツ車とは違う、スェーデン車らしい、なんとも、とっぽいところ(サスペンションは柔らかめで、車としての剛性感のようなものはありません)が逆に、飽きが来なくて、味があるというか、良い雰囲気を醸し出していたような気がします。ちょうど今年2月に車検を迎えたのですが、あと、なんとか、もう2年乗ろう(そして、その間にお金をなんとか貯めて、買い換えよう)と、タイヤを新品に交換(買ってから二回目)し、五回目の車検を通して、乗っていました。
そんな私のSAABだったのですが、先週、とうとう修理不能な程、壊れてしまいました。実はこれまでもドアの故障や、ハンドル部分の故障等、大きな故障(いずれも無償修理)はあったのですが、ここ何年かはABSユニットの故障に悩まされていました。これはSAABというか、欧州車にはよく発生するトラブルでして、SAABはBosch製のABSユニットを採用しているのですが、これにはヨーロッパの環境基準に基づき、無鉛ハンダが使われています。この無鉛ハンダが日本の気候と合わず、断線等のトラブルを招いてしまうのです。ABSユニット自体は非常に価格の高い部品ですので、簡単に交換という訳にもいかず、私は、一度はヤナセの担当者が探してくれた中古のABSユニットに取り替え、その後、同様の症状(ブレーキランプとサイドブレーキランプの同時点灯、スピードメータが0のまま動かない)で出た時は、ヤナセではなく、こうしたトラブル専用の業者に修理をお願いし、その後何度も無償で保証修理をやってもらいながら、だましだまし乗っていました。今年も7月に再度、ABSユニットの保証修理をしてもらったのですが、また直ぐに、ウォーニングランプが点灯した上、先週にはギアシフト部分がおかしくなり(パーキングスイッチの故障、及びシフトとギアの接点のズレが発生)、エンジンがかからなくなったり、うまくDやRにシフトするのも困難な状況になってしまいました。
さすがにギアやシフト部分の故障ですので、走りそのものに影響を与えることもあり、直ぐにヤナセに持ち込んだのですが、修理の正式な見積りを依頼する前に「もう、多分、この車は寿命ですよ。仮にここ(ギアボックス)を何十万も出して修理しても、またすぐ、多分別の場所が故障する可能性が高いです。どうしましょう?」との最終宣告を受けました。昨年家を新築したばかりで、まったく現金がないという最悪の状況の中、私は車の買い替えを検討せざるをえなくなりました。
(続く)

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写真は私がこれまで乗っていたSAAB 9-3SE。結構、綺麗には乗っていたのですが、バンパーには傷があったり、ボンネットが少し凹んでいたりと、かなりくたびれていました。
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写真は私の車のタコメーター。ABSユニット不調時は走行距離がカウントされませんでしたので、実際は92,000km近く走っているかもしれません。本当にお疲れ様でした。
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私の車のエンブレム。少し塗装が剥げていますが、この車の生き様というか、プライドみたいなものが凝縮されているような気がします。

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大学時代はオートバイに乗っていました [車に乗っている]

もう、乗らなくなってから20年以上経ってしまっていますが、大学一年の時から20代後半に家庭を持つまでの10年近くの間、私はオートバイに乗っていました。大学一年の夏、東京から当時、北九州市内にあった実家に帰省していたときに、中学時代の同級生の家族が経営しているオートバイ屋さんから(48回の分割払いで)初めて買ったオートバイは、CBX250RSというホンダの単気筒の250CCのオンロードバイクでした。このオートバイには大学卒業後、社会人一年目位まで乗り続けたのですが、とても乗り易くて、取り回しが楽な、良いオートバイでした。私はこのオートバイに乗って、大学時代、日本の各地をツーリングしたものです。ただ、北海道、四国四県、青森・秋田・沖縄県の道を走れなかったのが、今でも心残りです。
今でもよく思い出すのは、たしか大学三年の夏に、東京から飛騨高山を抜けて、富山県に入り、石川県から福井県、そこから日本海に沿って走り、京都府、それから内陸に入って、滋賀県琵琶湖へと向かうツーリングをしていたときのことです。快晴の空の下、日本海に突き出た小さな半島の先の無人の灯台の近くにオートバイを止め、私は一人ぼんやり海を眺めていました。ふと、横を見てみると、すぐ隣で、一匹のニホンザルが私と同じように座って、海を眺めていました。びっくりして、もう一度確認すると、そのサルと眼が合い、そのまま、にらめっこのようになってしまい、我慢できなくなって、私は一人で笑ってしまいました。あの時の海と一面の水平線、そして、その周りの景色は本当に美しく、全てが平和でした。
そして、社会人の一年目か二年目に、今度はヤマハのSR400という、これも単気筒の400CCのクラシカルなオンロードバイクに乗り換え、その後何年かして、今度はホンダのXR250Rという、レース用のエンデューロレーサーバイク(ショップで保安部品を付け、一部、パーツを入れ替えてナンバーを取得、キーもなく、燃料タンクはプラスチックタンクでした)に乗り換えました。ただ、この頃になると、仕事で忙しく、なかなかバイクに乗る機会も減ってしまっていたのが実情でした。こうして私のオートバイ人生は終わってしまうのですが、今でも時々、バイク(ヤマハのセローなんか、良さそうです)に乗って、またブラリとツーリングに行ってみたいなあ~と思うことがあります。何時まで経っても、私の気持ちのどこかは、オートバイに乗っていた、あの頃のままのようです。

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写真はホンダCBX250RS。結局、私は単気筒のオートバイばかり乗ってきました。単気筒のバイクはトコトコとしたエンジン音と吹き上がりに何とも味があり、中速域のトルクが太くて、乗りやすいものです。また、エンジンもスリムかつ軽量になるので取り回しも楽になり、一度乗ると癖になります。こうして書いていると、また、オートバイ乗って、一人ぶらりとツーリングしたいなあ~と本当に思いますね。

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