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先週末に地鎮祭を行いました [家を建てている]

6月23日から新居の二世帯住宅が着工になるとのことで、先週の土曜日に地鎮祭を行いました。(最初はただの儀式だと思っていた)私にとって、生まれて初めての、とても興味深い体験でした。
Wkipediaによると、地鎮祭は「一般には、土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場となし、斎主たる神職のもと、建築業者・施主の参列の上で執り行う。祭場の中には木の台(八脚台という)を並べ、その中央に神籬(ひもろぎ、大榊に御幣・木綿を付けた物で、これに神を呼ぶ)を立てて祭壇となし、酒・水・米・塩・野菜・魚等の供え物を供え(以上引用)」執り行われ、地鎮においては設計会社・施工会社・建主(私)に振り分けられ、刈初(かりそめ)、穿初(うがちぞめ)、鍬入(くわいれ)が行われました。
とても興味深かったのは降神(こうしん…祭壇に立てた神籬に、その土地の神・地域の氏神を迎える儀式)、昇神(しょうしん…神籬に降りていた神をもとの御座所に送る儀式)でして、神職が「オオ~」と声を発して降臨と昇神を告げるのですが、その声が、とても人の声とは思えないほど大きく、ものすごい迫力があり、私は思わず、周りを見渡して「後で苦情とか来るかも…」と心配する程でした。
私は特に信仰する宗教もなく、信心深い訳ではないのですが、その迫力に押され、なにか本当に神様が降臨しているかのような気になり、玉串奉奠(たまぐしほうてん)の際には、神様にきちんと祈ることができたような気分になりました。
こんな、猫の額ほどの土地で行われた地鎮祭ではありますが、私は、祈りという行為(Wikipediaでは「神聖視する対象に何らかの意思疎通(交信・こうしん)を図ろうとする人間の行動様式」と解説されています)、「無心になる、無私になる」行為の意義というか、素晴らしさの一端を、ほんの僅かではありますが味わうことができました。

杉並猿田彦神社.jpg
猿田彦神社(杉並区).jpg
写真は地鎮祭を執り行って頂いた、東京都杉並区の猿田彦神社。この写真は私がいつもみているサイトである「東京散策絵巻(http://tokyo339.serio.jp/)」の管理人さんの紅いもさんに写真の掲載許可をお願いしたところ、わざわざ写りの良い写真を別途送って頂いたものです。改めて紅いもさんに感謝です。

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