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録音したラジオ番組を聴取するための、とっておきの秘策を考えつきました [ラジオを聴いている]

以前にも書きましたが、私はポータブルラジオレコーダー(SONY ICZ-R51)やBluetooth対応CDラジオ(SONY ZS-RS80BT)を使ってSDカードに録音したラジオ番組を、通勤時等にSDカードを直接挿し込んで使えるモバイル・オーディオプレーヤー(YAMAZEN EA-SD60)を使って聴いていました。
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こちらが山善(YAMAZEN) キュリオム SDオーディオプレーヤー EA-SD60。幅4.8×奥行7×高さ1.9cmと小型で、単四乾電池一本で動作します。

このやり方には一つだけ大きな不満がありました。それはオーディオプレーヤーでの再生時にスキップが出来ないことです。早送りはなんとか可能なものの、その動作もとても遅く、長く飛ばそうと思うと使い物になりません。たとえばTBSラジオの「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」(毎週木曜日25:00~27:00))やNHK FM「ジャズ・トゥナイト」(毎週土曜日23:00~25:00)、InterFM「RADIO DISCO」(毎週土曜日14:00~17:00)といった長尺のラジオ番組の場合、途中から再生したいことがままあるのですが、私のオーディオプレーヤーですと、ポーズ(一次停止)のままにしておくか(この場合、電池はその間中消耗し続けます)、早送りボタンを何分(場合によっては10分以上)も押し続けるかしか方法がなく、とても不便でした。

パソコンやスマートフォンで録音した音声ファイルを聴く場合は、(再生ソフトに表示されている横長のバー等を操作することで)自由に好きなところから再生できてとても便利です。そこで、私も(オーディオプレーヤーではなく)スマートフォンを使って、録音したラジオ番組を聴きたいとも思ったのですが、スマートフォンで聴くためには、SDカードに録音した音声ファイルをいちいちスマートフォンに転送(コピー)することが必要となり、その手間がとても煩わしく思われ、これまで躊躇をしていました。

ところが先日、Wifi SDカードリーダーなるものがあることを知りました。これは小型・軽量の外付けのSDカードリーダーで、Wi-Fi機能を標準搭載しており、、スマホやタブレットといった、周辺機器を接続するのが難しいデバイスでもワイヤレスで機器と接続できるようになるといるというものです。そのためバッテリーを内蔵して電源に接続せずに利用できるようになっています。探してみると、PQIの「Air Drive」という機器ならば、16GBのSDカードが一枚付いて二千円以下(2016/10/20時点、現在は残念ながら値上がりして高くなっています)で購入することができます。早速入手してみると、大きさは名刺入れ程度(幅5.4x奥行8.5x高さ0.8cmと、さらに小さい)で薄く、SDカードスポットとUSB接続端子、そしてWifiのOnOffスイッチのみを備えたシンプルな外観のデバイス(重さは41g)でした。充電すると5時間程、Wifiを使った接続が可能とのことで、早速録音した音声ファイルの入ったSDカードを挿しこんでWifiでスマートフォンと接続、専用ソフト(「PQI Air」)でSDカード内のファイルを確認することができます。そして、目的の音声ファイルをクリックすると、再生ソフトを選ぶ画面となり、上手く聴くことができました。勿論、ソフトのバーを操作することで、好きなところから再生することができます。これは便利です。

これにブルートゥース接続のノイズキャンセリング・ヘッドフォンを使えば、Wifi SDカードリーダーとスマートフォンを鞄に入れたままでも気軽に録音したラジオ番組を楽しむことができるようになります。残念ながら、これまで愛用していたソニー製のブルートゥース接続ノイズキャンセリング・ヘッドフォン(MDR-NWBT20N)は失くしてしまったので、なんとかもう一度手に入れようと、毎日、ネットオークション等で格安の出品を探す毎日です(苦笑)。

これで、私のラジオライフは更に充実したものになりました。私と同様、ソニーのポータブルラジオレコーダーやBluetooth対応CDラジオを使ってSDカードにラジオ番組を録音して楽しんでいる方(そんなに多くはいないのでしょうが・・・(☆_@;)☆ \(`-´メ) )には、Wifi SDカードリーダーを使って、タブレットやスマートフォンで聴取する方法はとても便利かと思います。(「Air Drive」以外でも)他にも色々なメーカーから同じような機器が出ていますので、是非一度、導入を検討してみては如何でしょう。本当に便利ですよ。


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こちらがPQI「Air Drive」。更に、搭載されているEthernetポートに有線LANを接続することで、Wi-Fiアクセスポイントとして利用することが可能なものや、内蔵バッテリーからスマホやタブレットなどに電力を供給する「モバイルバッテリー」として転用できる機能を備えた製品もあります。


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