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今月で55歳になりました [考えている]

今月で私は55歳になりました。若いときはまったく気にしていなかった「歳をとる」ということが、次第に重みを増して実感するようになってきたのは、私の場合、ある意味とても辛いことです。55歳というのは多くのサラリーマンにとって、一つの大きな節目の年齢です。定年まであと5年となり、否が応でも、その後の第二の人生をどのように設計し準備していくか、考え、実行するタイミングとなっています。

これまで、私は無謀にも、いつも将来を自分に都合の良いように誤魔化し、勝手に夢見ながら生きてきました。でも、もうそれもさすがに限界のようです。今、私はまさしく正念場を迎えています。「気づいたときはもう手遅れ」という言葉通り、もしかしたら、もう間に合わないのかもしれません。「将来」のことを考えると、不安と怖れしか浮かびませんが、それでも、ここは何とか踏ん張らないといけません。

さすがにこの歳になると、泣きべそをかいてばかりというわけにはいかないので(苦笑)、五年後、十年後に「あの時、自分はあんなことで立ち往生しておったのか、本当に未熟者だったのだな。フォッフォッフォッ…」と笑い飛ばせていることを目指して、それこそ真剣に頑張ろうと考えています。

まずは今後、定年時に再就職することを前提に資格取得を目指すこととし、また、これまで不真面目だった英語の習得も本格的に取り組もうと考えています。どちらも根気のいる、息の長い取り組みとなりますので、自身で進捗状況を確認しながら計画的に進めていく予定です。

このブログでも適時、そうした自身の取り組みと成果を発表できればと思っています。不安で一杯ですが、決して俯くことなく、しっかり前を向いて、眼を見開いて、歩き続ける所存です。

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こちらは、昨年私が多発性筋炎で入院する際にも私を勇気づけてくれた(その時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-03-24)、自宅前の塀のちょっとした隙間に咲いた「花にら(ハナニラ)」の花、今年もこうして元気に咲いてくれました。去年咲いたのは三月下旬でしたが、今年は、(私の状況を知って勇気づけるためということではないでしょうが)一ヶ月近く早く咲きました。この可憐ながらも逞しい生命力には感動することしきりです。こうして私はまた、少し救われました。