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友人から素敵なお酒を教えて貰いました [お酒を飲んでいる]

昨夜、ドイツ赴任時に知り合い、もう25年来の付き合いとなる友人と、横浜、関内で落ち合い、食事をしました。そして最後に立ち寄った阪東橋近くの1964年から続く老舗のバー「アポロ」で、その友人が酒棚にあるのを見つけ、とても懐かしがりながら私に教えてくれたお酒が、ギリシャのブランデー、メタクサ(Metaxa)です。

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      メタクサ グランド ファイン 700ml

何と言ってもこのカラフルな陶器のボトルが印象的です。彼は昔、都内のホテルのバーに、このボトルをキープし、飲みきった後もこのボトルにお酒を詰め替えて貰っていたそうです。このお酒は、

メタクサ社はギリシャの蒸留酒メーカーとしては最古の歴史を持ち、酒の輸出でも、ギリシャNo1の実績を誇っている。 メタクサ・ブランデーは、単式蒸留器で2回蒸留し熟成後、マスカット・ワイン、甘味料とメタクサ社秘伝のエキス(バラの花びら、数種のハーブから抽出される自然のエッセンス)をブレンド後、再度熟成される。これらを添加することで、メタクサ・ブランデーはブランデーのようにハードではなく、ややリキュールにちかい、あまやかな味わいになる。グランド・ファインは、15年以上熟成の原酒を色鮮やかな陶器瓶につめた同社の高級品。(以上AmazonのHP「商品紹介」からの引用)

とのことで、確かにコクはありながら、仄かに甘く、風味豊かな味がします。40度にもかかわらず飲みやすく、女性が好みそうな味ですね。友人は昔、(ボトルの華やかさも含め)女性を口説く時の助けに使ったと笑いながら告白してくれましたが、私もすっかり気に入ってしまいました。マスターによると、かつて港町横浜には多くのギリシア人の船員が来たこともあって、多くのギリシア料理店やギリシャのお酒を置くバーがあったのですが、ギリシア人船員の減少に伴い、こうした料理店やバーもすっかり減り、同様にこのメタクサも次第に忘れられてしまっているそうです。今、横浜界隈でこのお酒を置いているバーは、マスターの知る限りこの店を含めて2店位だとのこと。こうした港町としての横浜の歴史を、このお酒をきっかけにマスターから教えて貰った次第です。


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