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これまでしっかり観ていなかった昔のテレビアニメ番組を暇にあかせて観ています(15) [テレビを観ている]

先週、2015年1月から3月までフジテレビ「ノイタミナ」枠にて放送された「冴えない彼女の育てかた」、2017年4月から6月まで同じフジテレビの枠にて放送された「冴えない彼女の育てかた♭」、そして2019年10月26日に公開された劇場版アニメ「冴えない彼女の育てかたFine」とをインターネット動画配信サービスNETFLIXで観ました(ちなみに題名の「彼女」はヒロインと読みます。略称は「冴えカノ」)

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このアニメは、

オタク高校生の「安芸倫也」は桜舞い散る坂道で、ある少女と運命的な出会いをする。インスピレーションを受けた倫也は、その少女をメインヒロインにしたギャルゲーの制作を思いつき、同学年の美術部エース「澤村・スペンサー・英梨々」と学年一位の優等生の先輩「霞ヶ丘詩羽」をスタッフに迎えようと邁進する。そんなある時、倫也は運命的な出会いをした少女が、特に目立たない普通のクラスメイトの女子「加藤恵」だったことを知り、愕然とする。
倫也は加藤恵をゲーム中で絶対的なヒロインにしようと決意するのだが…。
(以上、「冴えない彼女の育てかた」公式HPの「ストーリー」からの引用)

といった感じで始まる、萌え系の青春ラブコメアニメです。還暦間近のオジサンが観ているとは、とても言いづらい(キモオタ認定されて、ドン引きされてしまうのは間違いないです…涙)ものでして(さすがに娘にも、このアニメを観たことは言っていません)、「とうとう俺もここまで来ちまったか…」などと自虐しながらも、私はとても楽しく、そして夢中になって、このアニメを観ました。

ツンデレのツインテールのハーフの幼馴染(実は新進同人イラストレーター)、黒髪ロングなちょっとクールで美少女優等生の先輩(実は新人ライトノベル作家)、同じクラスの、ちょっと目立たないけどよく見ると可愛いボブカットの普通系同級生女子といったキャラクターたち(他にも個性的な美少女たちが出てきます)が、筋金入りのオタクでメガネの主人公と絡みあうという、まさしく「男の子」向けのストーリーとサービスショット満載の画は、王道というかテンプレという言葉がぴったりの、ある意味、陳腐なといってもいいものなのですが、本作については、何故かとても魅力的で新鮮に感じられます。その秘密は、それぞれのキャラクターが「まっすぐ」なことだと思います。それと映像が本当に綺麗なところも魅力です。まあ、これ以上、私のようなオジサンがこのアニメについて語ると、それこそ、私のブログを読んでくださっている方からも引かれてしまいそうなので、やめますが(汗)、本当に面白く観ることができました。

紹介が遅くなりましたが、原作となる「冴えない彼女の育てかた」は、富士見ファンタジア文庫(KADOKAWA)より2012年7月から2019年11月まで全13冊 + 短編集7冊が刊行され、2019年12月時点でシリーズ累計発行部数は350万部を突破している丸戸史明によるライトノベルです(この文章は「Wikipedia」の「冴えない彼女の育てかた」解説からの引用。一部改変しています)。ちらっと原作の方も見てみたのですが、こちらも面白そうです(でも、さすがに読むことはないと思いますが…)。

こうして私は久しぶりに楽しくアニメを観ました。いやあ、いいアニメって、本当に良いですね(こらこらっ)。これからも機会を見つけてアニメを観ていこう(実際、今もしっかり観てますが…爆)と思った次第です。


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