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還暦を迎えました [考えている]

私事になりますが、昨日の日曜日に還暦を迎えました。自分がまさか、60歳になってしまうなんて、嘘みたいです。嬉しくもありませんし、感慨深くもありませんが、それでも、なかなか重い事実を突きつけられているような気はします。残りの人生を、少しでも充実させ、自分にとって意義のあるものにしたいと思うばかりです。

妻と二人の娘たちはお金を出し合って、還暦の記念に腕時計をプレゼントしてくれました。「この予算の範囲内でパパの好きな時計を…」とのことで、私が選んだのはグランドセイコーのクォーツ式のシンプルな腕時計です。実用本位の時計で飽きのこないものをと思い、これを選びました。実は、この時計メーカーと妻の名前が英語名で同じなことも、この時計を選んだ理由の一つだったりします(汗)。

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こちらが、今回、私の還暦のお祝いに家族がプレゼントしてくれた「グランドセイコー ヘリテージ コレクション SBGP011」。クォーツ式の中でも世界トップクラスの精度(年差±10秒)を誇る腕時計となります。機械式と比較するとメンテナンスも遥かに楽ですし、ある意味、究極の実用腕時計ではないかと思います。このような腕時計を貰って、本当に嬉しいです。

家族が全員揃うのは土曜日でしたので、その日の夜にささやかな内輪のホームパーティを開いてもらいました。ビールを飲んだ後、日本酒は、先日、新潟出張したときに購入して冷蔵庫に冷やしておいた「鶴の友 大吟醸 上々の諸白」を飲んだのですが(購入した時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/archive/c2301938707-1、家族皆「美味しいお酒だねー」と言い合いながら、妻の用意したお刺身や貝の和え物などのおつまみを頂きました。

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こちらが「鶴の友 大吟醸 上々の諸白」。「穏やかで繊細な香りと非常に柔らかく, 落ち着いた味わいが特徴の大吟醸酒」という紹介をよくされているようですが、まさしくその通りとしか言いようのない、素晴らしいお酒でした。

そして翌日、誕生日となる日曜日には、数えの61歳は男性にとっては厄年にあたることから、妻と一緒に自宅近くの神社に出向き、厄払いの祈祷を受けました。ここは800年以上の歴史を有し、日本神社百選にも選ばれた由緒ある(私たちにとっての)氏神神社となります。ふうっ、これで厄払いも終え、とりあえず私の還暦の儀式はおしまいです。

さて、これからどーしましょうか?わたしとしては、なんとも抽象的な物言いになりますが、じっくりと腰を落ち着けて生きていければなー、などと思っています。本を読み、音楽を聴き、美術を鑑賞する。ジャズ・ピアノや自分の楽器「サルタリー」を弾けるように練習する。そして英語の勉強やヨガを続けながら、気晴らしに釣りをしたり、旅行をする。こうして文章を書く。こうした自分にとって大事なことを、いきあたりばったりにやるのではなく、ある程度の緩やかな計画性を持ちながら、バランスを取りつつやっていきたいと思うのです。それが私にとっての「充実した一日」であり、その連続こそが「悔いのない人生」へと繋がるのではないかなどと考えています。

これまで自身を振り返ってみると、やはり20年ごとに大きな節目を迎えているようです。これからの20年が少しでも充実した悔いのないものになるよう、落ち着いて生活していこうと考えています。

ちなみに、還暦を迎えたこともあり、このブログの名称をこれからどうするか(「中年男」から「中高年男」に変更する案など)考えたのですが、厚生労働省が「中年」の範囲を45歳〜64歳と想定していることを知り、それならばと、当分の間はこのままの「焦燥する中年男の日常」で続けることにします。今後とも、何卒宜しくお願いいたします。


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