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今まで書いたところの校正をしています [小説を書いている]

自分の書いた小説の、校正作業を先週から、しこしこと行っています。二重表現や文末処理、言い回しのおかしいところを中心に直しているのですが、かなり膨大な作業になっています。
こうして読み返してみると、如何に自分がいい加減に書いているかが分かり、こんな文章を後輩に見せたのかと自己嫌悪に陥りそうになります。でも、考えてみれば、今までまともな文章を書いたことのない訳ですから、これは仕方がないのでしょう。
今回の作業を通じて、「は」と「が」をどのように使い分けるのかという問題に、私も嵌り、結構悩みました。この問題は、どうも、文章を書く人が最初にぶつかる問題らしいですね。あと、後輩のアドバイスに従って、「~のであった」というような、強い表現を見直して行きます。同時に、ところどころ、文章自体、主語と述語がおかしくなっているところを直したり、不必要に長い文章、意味のない、余計な修飾文や形容詞などを整理していきました。(筋書きそのものは殆ど変更を加えていませんが、文章は大分変わりました)
これで、今まで書いたところは大分、すっきりとなりましたが、まだ全ての見直しは終えていません。平日もしこしこととやっていたのですが、この週末の土曜日の夜、家族が寝静まってから、また、作業を開始し、朝の4時過ぎまでやった結果、やっと目処が付いてきました。これを終わらせて、新しいラストを書けば、私の小説は完成するのですから、今は頑張るしかないですね。
「何とかやり遂げなくては…」という意識がかなり強くなってきているので、この、書いている小説に何か、悪い影響を与えかねないのではと心配しています。少し肩の力を抜くことも必要なようです。まあ、普段の生活では、肩の力を抜くことばかり、考えているので、そこらへんは大丈夫ではないかと…(苦笑)

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写真は、ネットで見つけた「は」と「が」の問題を文法の側面から研究した、「現代日本語における「は」と「が」の意味と機能」(淺山友貴著 第一書房)という本、私はまだ読んでいません。というか、読めないかも…(爆)