SSブログ

NHK文化センター 美術大賞展を見に行きました [絵画を鑑賞している]

叔母の絵、2点が奨励選賞と奨励賞に選ばれたということで、「NHK文化センター 美術大賞展」を観に、銀座まで足を運びました。会場には沢山の絵が展示されていましたが、いずれも力作ばかりで、なかなか見応えがありました。どの絵にも、書いた方の、真摯な「まなざし」が感じられ、その純粋さ、美しさに感動しました。
芸術にはいろんなジャンルがありますが、絵画の素晴らしさというか優位性は、一目(一瞬)でその美しさを理解することができることだと思います。文学はもちろんのこと、音楽や映画、バレエといったものは、その美しさを理解するのに、どうしても、前提として「時間」が必要になります。でも、絵画は「時間」を閉じ込めてしまうと共に、観る側にも「時間」を強いません。残念ながら私には絵の才能は、まったくありませんが、今日、この展覧会を観て、「画家っていいなあ~」と、ちょっと羨ましく感じました。

画家とモデル.jpg
写真はピカソ「画家とモデル」油彩 キャンバス 1963年 89×116cm