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もう一つ別の出版社の編集者からも、私の小説に対する感想を頂きました [小説を書いている]

金曜日に、私の小説を読んでくれた中堅出版社の編集者の方からも、色々と忌憚のない感想を貰いました。その中で、私が特に気になったのは「テーマ設定」についての厳しい指摘でした。
その内容は、「テーマの設定が疑問、もしくは弱く、このままだと、ただの自分の自己表現としての小説というならともかく、他人に読んでもらう水準には達していないのではないか?」というものです。
さっそく、辞書で「主題(テーマ)」で調べてみますと、「作品・論文・議論・研究などの中心となる思想内容」と出てきます。ということは、私がこの小説で何を読者に訴えようとしているのか、その点が曖昧だということになります。「今更、テーマ設定が問題になること自体、どうよ?」という意見はともかく(苦笑)、本質的な問題点であることは間違いありません。
色々と考えてみたのですが、私の小説はまだ途中だったのではないか?というのが今の結論です。まだ、書き足りないことがあり、それをきちんと書かない限り(暗示するのでも良いでしょう)、私の文章は「小説」にはならないのでしょう。
今回頂いたアドバイスは、「目から鱗」というか、自分にとって、一つの転機にもなりえるものだったのではないかと思います。
「小説」を書くことって、おもしろいですね。もうちょっと頑張ってみます。