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美味しい大分の地酒を見つけました [お酒を飲んでいる]

先々週末には大分(杵築市)の実家に帰省し、先週は札幌まで2泊3日で出張したりと、12月に入ってから、公私共にバタバタとした日々が続いています。大分の実家に帰省したのは久しぶりで、大きな田舎家に一人で住む母と一緒に近くのリサイクルショップやお風呂を楽しみに山香温泉センターに行ってみたり、敷地になった柿を収穫したり、(私が小学校4年から高校卒業までの日々を過ごした)北九州市八幡西区黒崎までドライブしたりしました。
隣町となる日出町のリサイクルショップまで母と偵察に行った時(これは帰省した時には必ず立ち寄る、母と私共通の楽しみとしていることです)、帰りに小洒落た酒屋を見つけ、その日の夜のお酒でも買おうと入ってみることにしました。こんな田舎の酒屋なのにウィスキーコーナーにはマッカランの15年、18年が並んでいたり、デュワーズも置いていたりとなかなか本格的な品ぞろえです。日本酒コーナーには「西の関」(萱島酒造)や「知恵美人」(中野酒造)、「鷹来屋」(濱嶋酒造)をはじめとする大分県の地酒が並んでいたのですが、その中で、初めて見かけたお酒が「豊潤」(小松酒造場)です。その、凛とした佇まいに惹かれ、特別純米酒(四合瓶)を一本購入し、その日の夜、好物の常夜鍋を母と食べながら、熱燗で飲んでみました。
飲んでみると、九州のお酒にしては珍しく、コクのある、米の深い味わいが、程良い酸味と共に口の中に広がります。これは良いお酒です。久しぶりに、素直に美味しいと思える安価な地酒に出会いました。調べてみると昭和63年に休業した酒蔵を6代目杜氏である小松潤平氏が平成21年に復活させた、年間100石(10,000本)ほどの、大分県宇佐市にある小さな酒蔵とのことですが、実に見事な出来栄えです。(どちらかといえば焼酎が美味しい)九州で、これほど美味しい日本酒を飲むことができて本当にうれしいです。帰省した時の楽しみがまた一つ増えました。
母の実家の近所の酒屋には売っておらず、また件の酒屋まで車を飛ばし、今度は純米吟醸酒と大分三井という九州の酒米をつかった純米酒を購入しました。次回、来年の2月に法事で帰省した時にゆっくり飲んでみようと思っています。

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写真は豊潤(特別純米)

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