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今週の水・木の二日間、私は短い夏休みをとりました [絵画を鑑賞している]

8月28~29日の二日間、私は短い夏休みをとりました。私の勤務先では、年2回、一週間連続して休みを取ることができるのですが、今年の夏は自宅の修繕のため、7月初旬から8月初旬まで仮住まいをし、慌ただしい日々となったこと、また、二人の娘もそれぞれ、大学や高校の合宿、友達との旅行に度々行き、家族揃っての旅行が出来ないことから、今回は2日間だけの、ささやかな夏休みとなりました。

初日(28日)は、家内と二人で日帰りのドライブに出かけることにしました。気持ちの良い晴天のなか、車で箱根へと向かい、宮の下の富士屋ホテルで昼食をとった後、ちょうどモネの特別展示(「モネ、風景をみる眼」展)を行っているポーラ美術館を訪れました。美術館を訪れるのは本当に久しぶりです。箱根の素晴らしい自然の中、ガラスを多く用いた、美術館の美しいデザインが私たちを心地よい気持ちにさせてくれます。さっそく中に入り、モネを中心とする印象派の、多くの風景画を鑑賞しました。クールペやコロー、シスレーの作品も素晴らしかったですが、やはり、何と言ってもモネの作品が良かったです。モネは「景色」を書いているのではなく、その場の「空気」というか、「光」そのものを書いている、そんな気がします。特に雲や煙、水の描写は本当に見事というしかありません。私と家内は、殆ど他の鑑賞者がいない中、思う存分、絵を鑑賞することができました。

暫くの後、私たちは閉館のアナウンスに促され、ポーラ美術館を後にしました。駐車場に向かって歩いていると、行きには気付かなかった小さな可愛い彫刻が、通路の真ん中に置かれていました。その、余りにも可愛らしい姿に、私の心はすっかり癒されました。

2日目は、日中は近くのホームセンター(「東急ハンズ」ららぽーと横浜店)のバーゲンに出かけ、前から欲しかった色々な日用品を安く買い込んだり、ガソリンスタンドで車の修理をしたりし、夜は、家内とお酒を飲み(娘二人はそれぞれ友達と遊びに出掛けたり、塾に行ったりしています)、ビデオに撮りためていた映画のうち、純粋に楽しめそうな娯楽映画(この日のチョイスは「007 スカイフォール」)を観たりしながら、私の短い夏休みは終わっていきました。

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写真はポーラ美術館の通路の真ん中に置かれていた、小さな女の子の彫刻。作者は分りませんでしたが、ジャン=ミシェル・フォロンかも知れない…なんて思いました。(違うかな?)


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