SSブログ

羽海野チカさんの最新刊である「3月のライオン(11)」を読みました [漫画を読んでいる]

先日、発売されたばかりの最新刊である羽海野チカさんの「3月のライオン(11)」を読みました。以前にも書きましたが、この漫画は15歳で将棋のプロ棋士になった少年、桐山零(きりやま れい)と、彼を取り巻く人々との交流を描いた漫画で、家内から薦められて読み、すっかりファンになったものです。

最新刊となる第11巻もとても面白かったのですが、ちょっと勢いが鈍ったかなぁというのが正直な感想でした。これまで登場人物は皆、個性的ながらも「良い人」ばかりだったのですが、本巻では所謂「悪役」とのいうべき人物を巡るエピソードが展開されます。その点が、いままでとは少し違う趣きを与える結果となっています。ストーリーとしての深みは増しているのかも知れませんが、私は、なんとなく、違和感を感じてしまいました。

とはいえ、とても面白い漫画であることには変わりはありません。私は続編が出るのを今から心待ちにしています。

51aBflx5f9L.jpg
羽海野チカ「3月のライオン (11)」(ジェッツコミックス)


共通テーマ:日記・雑感