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一週間近く、大阪に出張しました [旅をしている]

先週末の日曜日から今日まで、会社の同僚たちと共に大阪に出張しました。ここのところ、大阪には年一回程度は出張しているのですが、一週間近く滞在するのは大学時代以来で本当に久しぶりです。じっくりと腰をすえて滞在できるということもあって、私は今回の出張をとても楽しみにしていました。

大阪といえば、何と言っても「食」です。今回の出張においても、きざみ蕎麦、うどん、ねぎ焼き、オムそば、カレーライスやカレースパゲッティ、寿司や天ぷら、そしておでんといった料理を楽しみました。私は九州出身ということもあって、関東の味付けよりも関西の味付けの方が好みです。特にそば、うどんのツユやおでん出汁などでは、関東とは異なる関西の優しい味付けを堪能することができて嬉しかったです。それと、今回気づいたのですが、東京と同様、大阪も豊かなカレー文化を誇っているのですね。B級グルメ好きの私にとって、今回、色々なカレーを食べることが出来たのは大きな収穫でした。

そして出張のもう一つの楽しみがジャズ喫茶巡りです。とはいえ、今回は夜も会食する機会が多く、(自分自身の)自由な時間があまりなかったこともあり、なかなかジャズ喫茶店、ジャズバーに行けなかったのですが、それでも宿泊したホテルから程近い、北区曽根崎町にある2店のジャズバー(「Bar 真湯」と「Bricks」)を訪れることができました。どちらも、とても居心地の良いバーで、ウィスキーの品揃えも豊富で色々なスコッチウィスキーを楽しむことができます。特に「Bar 真湯」の方はJazz & Bike Barと謳うだけあって、店内のモニターには色々なバイクレースやツーリングの動画が映し出されています。私も20代半ばまでオートバイに乗っていたこともあって、マスターと、オートバイのことやツーリング話に花が咲きました。かかっていたLPもパット・メセニー(Pat Metheny 1954年~)やアートペッパー(Art Pepper 1925~1982年)、クルセイダーズ(The Crusaders)やジャコ・パストリアス(Jaco Pastorius 1951~1987年) といった、私が大好きなジャズ、フュージョンアーティストのものばかりで、私はこのお店をすっかり気に入ってしまい、この出張中に二度、訪れました。

最終日の今日、金曜日は午後3時くらいに仕事が終ったので、夜の新幹線乗車時刻までの間、同僚と別れ、一人で大阪駅前ビル地下街や神山町界隈を徘徊し、中古レコード・CDショップ巡りをしました。あまり出物はなかったのですが、それでも、今は入手困難となっている中国出身のピアニスト、フー・ツォン(傅聰 / Fou Ts'ong 1934年~)のショパン小品集(CD)を安価(640円)でゲットできたのは嬉しかったです。

今は、帰りの新幹線の車中で、のんびりとビールを飲みながら、こうして、この記事を書いています。ふうっ、少し疲れました。この週末はゆっくりとして、体の調子を整えたいと思います。

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写真は今回の出張時に訪問したジャズバー(「Bar 真湯」と「Bricks」)の看板。「Bricks」ではデイビット・ヘイゼルティン(David Hazeltine 1958年~)や、こちらでもアート・ペッパー(Art Pepper)がかかっていました。また、今日の夕方には大阪駅前第3ビル地下二階のクラシック音楽喫茶店「スパニョラ」を訪れ、アイスコーヒーを頂きました。


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