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通勤途中に録音したラジオ番組を聴いていると、懐かしい洋楽曲が流れてきました [ラジオを聴いている]

今日の朝、通勤途中に、録音したNHK FM「洋楽グロリアズ デイズ」(2017年4月16日放送)を聴いていると、何とも懐かしい曲が流れてきました。それはマイケル・フォーチュナティ(Michael Fortunati 1955年~)のデビュー曲となる「Give Me Up」(1986年)です。彼はイタリア人ですが、デビューしたのはベルギーという変わった経歴の持ち主でして、日本では1987年、これからバブル真っ盛りとなる、日本全体が上げ調子となっている中で大ヒットしました。丁度このころ、私は1986年に大学を卒業し、社会人としてのスタートを切ったばかりのころでして、空前のディスコブームの中、この曲は、それこそマハラジャ等の大箱のディスコでかかりまくってました。


YoutubeにアップされているMichael Fortunati - Give Me Up (audio remastered by italoco)

混雑した改札口の手前にもかかわらず、私は思わず立ち止まって、曲に耳を傾けました(周りの方々、ごめんなさい)。本当に懐かしいです。聴いているだけでなんだか元気になると同時に、一気に涙がこぼれてきます。この曲が流行っていた時の20代の私の、将来への不安もなく希望に満ちた、あの時の気分のようなものが、一気に蘇ってきたからです。この曲が流行った、あの時に戻りたいと切に願うものの、叶う訳もなく、私はまた歩きだし、改札口を出て職場に向かいました。今は50代半ばとなり、経済的にも精神的にも追い詰められ、焦燥しきっている自分ですが、この曲を何十年ぶりかに聴くことで、幸せな気分を味わい、少し救われました。

歳をとると自分の人生を振り返り、後悔することだらけです。でも、しっかりと前を向いて、頑張るっきゃないですよね。一瞬とはいえ、こんな昔の気分を思い出させてくれたこの曲には本当に感謝です。

その後、これも私の大好きだった、ホール・アンド・オーツ(Daryi Hall and John Oates)のヒット曲「Wait for Me」(1979年)も番組のラストにかかりました。番組でMCの片寄氏が紹介していたのですが、この「Wait for Me」が収められたアルバム「モダン・ポップ(X-Static)」は、なんと若きデヴィッド・フォスターがプロデュースしていたのですね。私は今まで知りませんでした。今度、このアルバムを借りて、じっくり聴いてみようと思った次第です。

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ホール・アンド・オーツ(Daryi Hall and John Oates)が1979年に発表した「モダン・ポップ(X-Static)」


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