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週末に、自宅で映画「ブランカとギター弾き」を観ました [映画を観ている]

またまた、小ネタですいません。先週末の土曜日、自宅で一人、長谷井宏紀の長編映画監督デビュー作品となる映画「ブランカとギター弾き」(2015年/伊 日本では2017年に公開)をDVDで観ました。

この映画は以前、よく通っている自宅最寄り駅近くのバーのマスターから「とても面白かったよ」と教えて貰ったもので、私もいつか観てみたいと思っていました。今年の3月からDVDでのレンタルが開始されたので、早速借りてみたという訳です。第72回ベネチア国際映画祭でソッリーゾ・ディベルソ賞、マジックランタン賞を始め、色々な映画賞を受賞した作品ということで、期待に胸を膨らませならが観ました。

映画は77分と、長編と言いながらも短いもので、

フィリピン、真夏のマニラ。“お母さんをお金で買う"ことを思いついた孤児の少女ブランカは、ある日、盲目のギター弾きピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお金を稼ぐことを教わり、二人はレストランで歌う仕事を得る。ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、一方で、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた…。(以上、Amazon「ブランカとギター弾き」DVD作品紹介からの引用)

というものです。「母親を買うことを思いついた孤児の少女ブランカと、盲目のギター弾きの“幸せを探す旅"」(同じくAmazon「ブランカとギター弾き」DVD作品紹介からの引用))を描いた作品ということになるのですが、私がなんといっても魅了されたのは、この作品でえがかれたフィリピンの生活感溢れる街並みの(逆説的になりますが)美しさです。そのように感じさせるこの監督の力量というか、カットの美しさは、なかなか大したものだと感心しました。(なんだか偉そうな書き方ですいません)

ただ、「子供」を描いた映画はどうしてもステレオタイプなものになりがちです。この映画でも、私がそうした思いを感じた事も白状しなければなりません。ここら辺は難しいですね。もしかしたら、ただ単純に、私がすれっからしになってしまっているだけかも知れませんが…(泣)

土曜日の昼下がり、私はこの佳品に出会うことができ、少し幸せな気持ちになりました。

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こちらは映画「ブランカとギター弾き」ポスター


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