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10月末から二週間ほど、香港・バンコク・シンガポールに出張しました (4) [旅をしている]

この記事は「10月末から二週間ほど、香港・バンコク・シンガポールに出張しました (3)」http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2018-03-20の続きになります。

バンコクでの仕事を終え、今度はシンガポールへ移動しました。今回のシンガポール出張は二泊三日の短い旅程です(前回は2年ほど前。その時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2015-08-12)。ただ、着いた翌日には私の仕事は終了してしまい、(帰国の飛行機は深夜便なので)三日目はほぼ丸一日フリーとなってしまいました。そこでさっそく同行していた同僚と朝から散策(というか、ひたすら歩いて)、「發起人肉骨茶餐館 (Founder Bak Kut Teh Restaurant)」でビールを頂き、お目当てのバクテー(Bak Kut Teh)を食べました。バクテーという料理は、

骨付き豚肉を様々な香辛料とたっぷりのにんにくとともに煮込み、コショウを効かせたシンガポールを代表するローカルフードです。解体後にあまった骨付き肉を使うのでコストが安く、そのうえ滋養たっぷりで、かつては中国大陸からやってきた労働者たちが力をつけるために朝食にしていたとか。今では朝ごはんとしてだけでなく、昼食、夜ごはん、はたまた深夜に飲んだ後の締めとして国民に親しまれています。
(以上、インターネットサイト「We love.Expedia」の「シンガポールのソウルフード バクテーを食べるならココ! おすすめの名店3選(https://welove.expedia.co.jp/destination/asia/singapore/18238/)」記事から、一部編集した上での引用です)

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こちらの写真は、同じく、引用したサイトに載っていた「發起人肉骨茶餐館 (Founder Bak Kut Teh Restaurant)」のバクテー(Bak Kut Teh)。もし、本ブログへの、この写真の掲載に問題があるようでしたら、すぐにご連絡下さい。削除します。

豚肉はよく煮込まれていて、柔らかく、スープはさっぱりとした味ながら、ニンニクが効いていて(スープにはよく煮えたニンニクがそのまま入っていますが、潰してスープと一緒に食べるのがシンガポール流だそうです)、本当に美味しかったです。私は最後にご飯を投入して雑炊風にして頂きましたが、これはくせになりそうです。私たちは歩き疲れていたのですが、この食事のお陰ですっかり元気になりました。

その後、タクシーで中華街へ行きましたが、こちらは余りに観光地化していたので散策もほどほどにして今度はタクシーに乗って海老ラーメンで有名なローカルレストラン(「美芝律大虾面」)でお昼を食べ、今度はマリーナ・ベイの方へ移動、マリーナ・ベイ・ザンズホテルのカジノに行ってみることにしました。私はこの日、ポロシャツに短パン姿だったので、ドレスコードに引っかからないか心配していたのですが、パスポートを見せるとすんなりと入場できました。カジノ(1階から4階。ただし3、4階は賭け金額が高いフロアーになるそうです)の中はルーレットやバカラ、ポーカーなどのテーブルゲームが600台以上、スロット1,500台以上あるとのことですが、あまりの広さに一体、どこでどのようにすれば良いのか、私たちは途方に暮れてしまいながらも(ちなみに私、そして同行者もカジノは生まれて初めて)、意を決して、とある掛け金の少額なスロットマシンに向かい、操作方法もまったく分からないまま、10シンガポールドルを投入、何回かスロットを回していると、ものの30秒もかからないうちに終わってしまいました。こうして生まれて初めての私のカジノ体験は終了です(泣)。

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マリーナ・ベイ・サンズのカジノの様子。(出典は出典:http://singapore-kajino.info

やっぱり、こういうところは経験豊かな方に教えて貰わないとダメですね。その後、バカラやポーカーのテーブルを眺めたものの参加する勇気もなく、私たちはほうほうの体でカジノを出、マリーナ・ベイ周辺を散策することにしました。天気は悪く曇り空でして、時折、雨がパラパラと降ってきます。そこで近くの高層ビルの33階にあるビア・バー(「LeVeL33」)で休憩することにしました。このビア・バーでは店内でもクラフトビールを製造しており、世界で一番高い場所にあるビール醸造所だと謳っています。さっそくクラフトビールお試しセットを頂き、やっと一息つくことができました。

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こちらが「LeVeL33」のクラフトビールお試しセット。セットを飲んだあとも個別に気に入ったビールを飲みました。

そしてまた、小雨の降る中、周辺を散策、世界三大がっかり観光名所として知られる(汗)マー・ライオン等を観たのち、タクシーで今度はシンガポールでも有名だという中国料理店(「京華小吃 Jing Hua Restaurant」)へ向かい、またまたビールと餃子、小籠包といった美味しい料理を食べながら、私のシンガポール出張は終わっていきました。

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マーライオンとマリーナ・ベイ・ザンズホテル。この日は残念ながら午後から天気が悪くなってしまいました。

何だか飲んで食べてばっかりの最終日でしたね。この最終日以外の日にも夜、ラッフルズホテルのバーに行ってみたり(残念がらホテルは改装中でしたが、なんとかシンガポールスリングは飲むことができました)、前回の出張時にも訪れたニョニャ(プラナカン)料理屋(「The Blue Ginger」)で舌鼓を打ったり、チリクラブ(「珍宝海鮮 JUMBO SEAFOOD」)を食したりと、短い期間ではありましたがシンガポールの「食」を大いに楽しんだ出張となりました。

これで私の昨年10月末から二週間ほどの、4回にわたる香港・バンコク・シンガポール出張記はおしまいです。ありがとうございました。