SSブログ

次女が大学を卒業し、社会人としての一歩を踏み出しました [考えている]

先月、3月25日は次女の大学の卒業式でした。次女は横浜山手のミッション系の女子校で小・中・高を過ごした後、東京四ッ谷の、これもミッション系の総合大学で四年間を過ごしました。まあ、なんとか幸せな学生生活を送ってくれたのではと(親としては)思っています。

私は当日、休みを貰って家内と一緒に連れ添いました。東京ビックサイトで行われた卒業式には、家族は一名のみということで家内が参列し、その後東京駅近くの中華レストランで家族三人で昼食をとり、その後、卒業手続きを終えるため四ッ谷の学校に行き、娘と別れました。そして私は家内と近くの外濠公園土手の桜並木を近くのホテルニューオータニまで散策し、ホテルのラウンジで一旦、休憩しました。

DSC_2616.JPG
DSC_2619.JPG
こちらは次女の卒業した大学の一号館。なんともクラシックな雰囲気でして、卒業式の後、ここで記念写真を撮るのがはやりとのこと。次女もしっかり記念写真を撮ったようです。

DSC_2623.JPG
DSC_2624.JPG
卒業式当日の外濠公園土手の桜の様子。まだ5分咲きといったところでしょうか。

ふうっ、なんとも感慨しきりです。これでなんとか長女に続いて次女も大学を卒業し、親の手から離れて(といいながら次女は当分、同居しますが…汗)、4月からは大手百貨店の総合職社員としてこれからの人生を自らの力で切り開いていくこととなります。実は、もう既に本社での研修も終えてまして、昨日から店舗に立って販売職として働き始めました(次女はバイヤーになりたいようですが勤務先では入社何年間かは総合職であっても販売職に就くのがきまりだそうです)。

やっと肩の荷が下りたといったところでしょうか? 家内は4月から独立して生活を始めた長女と同様、まだまだ心配でしょうがないようですが、私は勝手にホッとしています。とはいえ、私は、親として甚だ未熟で、かつ頼りなく、今、思い返しても(子供の教育について)後悔しきりですが、なんとか娘たちにはこれから幸せな人生を送ってほしいと願うばかりです。

次女に関して最近、とても嬉しかったことは、今年に入ってから、次女が自分の意志で、幼稚園から中学卒業くらいまで本格的に習っていたヴァイオリンの練習を再開したことです。昔は(親の勝手な希望で)音楽コンクールで入賞すべく、朝から晩まで家内が付きっきりでヴァイオリンを練習させていました。結局、(私の)経済的な問題もあって、高校入学時には一旦、プロの音楽家になる夢は諦めさせてヴァイオリンを中断していたのですが、今年から、今度は自分の意志で、昔、習っていた先生の下で、もう一度習い始めました。今は、昔やっていたバッハの無伴奏曲や協奏曲等をひいこら言いながら、つっかえつつも怪しい音程でギコギコ弾いています(苦笑)。こうして、今度は、こうして娘が自分の楽しみで音楽に接してくれているだけでも本当に素直に嬉しいです。(本人は気付いていないかもしれませんが)これが、次女が私たちにしてくれた一番の親孝行かもしれません。

娘の、大学卒業、就職の節目にあたり、こんな雑感を持ちました。


共通テーマ:日記・雑感