仕事でベトナム ホーチミンと中国 広州を訪れました （４）

広州滞在最終日の夕方、夜の宴席まで少し時間があったので、私たちは再度ハイヤーに乗って街を観てみることにしました。向かったのは中薬剤（日本でいう「漢方薬」）の市場です。広州は漢方楽でも有名で全国から材料を買い求めに来るとのこと。市場の雰囲気は昔ながらの情緒に溢れたもので多くの買い物客でごったがえしていました。








中に入りお店を覘いてみると、様々なクルミなどの植物の実や、海のものでは乾燥させたタツノオトシゴやナマコを初めとして、本当にありとあらゆる漢方の材料が売られています。正直、何だかよく分からないものもあったりと観ているだけで楽しいです。







そうしているうちに、同行者が一軒のお店を案内してくれました。ここは特に強壮剤を専門に取り扱っているお店で、鹿や犬の乾燥させた陰茎および睾丸などを売っています。いやあ、なかなか強烈な景色（少しアンモニア臭もしました）です。基本的にはお湯につけ、その湯を飲んで使うとのことで、鹿の方が高級でよく効くとのこと。結構なお値段（不確かながら、鹿ですと良いもので一本3000～4000円くらいだったと記憶しています）だそうです。








こうして、私たちは市場の様子を楽しみました。中国ならではですね。面白かったです。