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映画「キングダム」を観ました [映画を観ている]

この週末の日曜日、桜木町の横浜ブルグ13で家内と一緒に映画「キングダム」をみました。二カ月ほど前にこれも家内と一緒に同じ映画館で「ボヘミアン・ラブソディ」を観て(この件についてはこれまでブログには書きませんでした)以来となります。私は前にも書きましたが原作コミックのファンでして、あの世界観が実写版でどのように映画化されているのか楽しみにしながら観ました。

これまでコミックで「キングダム」は54巻まで出ていますが、映画はちょうど5巻位までの内容となっています。こうしたコミックを映画化する場合、どれだけ原作に忠実かどうかがポイントとなりますが、その点についてはしっかりと映画化されていて感心しました。とはいいながら、時間の関係でどうしても原作よりも「薄く」なってしまうのはしようがないですね。また(コミックで表現されていた)世界観も比較的にうまく再現されていたように感じました。なかなか面白かったです。

少し、話題は変わりますが、以前、あるラジオ番組(TBSラジオ「ACTION」)で、ゲストがインド映画について語っていたのを聴いて、とても興味深かったことがあります。それは日本映画ではCG(コンピューターグラフィックス)があくまでも現実で表現できなかったことの補足するためのテクニックとして使われているのに対し、インド映画では最初からCGありきで映像表現を考えているとのこと、そこに映画に対する考え方の根本的な違いがあるとの話(他にも色々と面白い話がありましたが)でした。実際、ハリウッド映画でもCG部分は殆どインドの製作会社が請け負っているとのことで、そうしたことも背景にはあるようです。

特にコミックの映画化となりますとCGは必須となるかと思います。そういった点で日本映画も少しづつ変わってきているのではないかなとの雑感を得た次第です(とはいえ、テレビでこの映画の映画紹介等をみると未だに如何に「実写」にこだわったか、みたいな紹介をされていますが…)。

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こちらが映画「キングダム」ポスター。偶然、次女も同じ日に友達と観にいったそうで、山崎賢人や吉沢亮といったイケメンたちの演技に素直に喜んでいました。


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