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約半年ぶりに実家に帰省しました [旅をしている]

上京していた母が帰るのに同行する形で、約半年ぶりに九州、大分の、母が独りで住む実家に帰省しました。前にも書きましたが、私自身は東京の大学に進むまで、父の仕事の関係で、長く福岡県北九州市に住んでいたこともあり、大分県には地縁のようなものはあまりありません。あくまでも「おじいちゃん、おばあちゃんのいた家」なのですが、母がもう30年近くに住んでいることもあって、それなりに情のようなものは沸いてます。

今回は実家で三泊しました。実家は300坪程の敷地に築100年以上の母屋、離れ(元は牛小屋)、蔵を構える、典型的な田舎の古民家なのですが、付近は住宅地として造成され、それなりに多くの家が建っているので、そんなに田舎にいる感じはしません。お墓の掃除をした以外は、余り遠出もせず、別府や国東あたりを母と一緒にドライブした程度で、どちらかというとのんびり家で過ごしました。

近くのスーパーで買い出しをしていた時に、世界200以上の国や地域で展開しているコカ・コーラグループが初めて九州限定で先行発売したアルコール飲料である「檸檬堂(れもんどう)」の缶酎ハイが商品棚に並べられているのを見つけ、慌てて購入し、家で飲んでみました。まあ、普通ですね(汗)。一応、家族のお土産にも買って帰ったのですが、家内は苦手だったようです。まあ、ここらへんは好き好きですので、あくまでも個人的な感想ということでご容赦ください。

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こちらが今回飲んだ「檸檬堂」の缶酎ハイ

アルコール話ついでで申し訳ないのですが、大分に帰った時に一番楽しみにしているのが、大分の地酒を飲むことです。今回も、いつも行く隣町の日出町の酒屋(「アリタ商店」)で「純米吟醸 鷹来屋 五代目」を購入して、楽しみました。前にも書きましたが、私は大分県の数ある地酒の中でも、この、豊後大野市にある浜嶋酒造の「鷹来屋」のお酒が好きです。この純米吟醸もとても良い酒で、美味しく頂きました。

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こちらが「純米吟醸 鷹来屋 五代目」。どちらの写真も実家のダイニングルームで撮ったので、背景がごちゃごちゃしていてすいません。

また、いつも実家に帰った時は、実家に置いている、私が中学時代からこつこつと集めたクラシック、ジャズ、ロック等、約900枚程度のレコードから何枚か聴くのを楽しみにしているのですが、今回は、これに加えて、近くのリサイクルショップ巡りをした時に「ハードオフ 別府山の手ライフガーデン店」で(二枚で900円弱で)購入した二枚の中古レコードを聴きました。一枚はシェリング(Vn)、ヘプラー(p)によるモーツァルトのヴァイオリンソナタ集(Philips国内盤)、そしてもう一枚はワイセンベルグ(p)、カラヤン指揮ベルリンフィルによるラフマニノフ、ピアノ協奏曲第2番他(EMI国内盤)でして、前者は定評通りの優れた演奏だったのですが、後者の方はピアノ演奏付き交響曲といった演奏でして、まあ、こういう演奏もありなのかもしれませんが、私はあまり感心しませんでした(汗)。

それ以外では、母と一緒に国東市にあるジャズ喫茶店(「艸艸庵(そうそうあん)」)を訪ねて珈琲を楽しんだり(店内では松永貴志のピアノトリオのCDがかかっていました)しました。

こんな具合で、今回の帰省も少し疲れ気味の私にとっては良い気分転換になりました。


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