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これまでしっかり観ていなかった昔のテレビアニメ番組を暇にあかせて観ています(6)  [テレビを観ている]

このコロナ禍の下、自宅でのテレワークが続く中、私の場合、比較的自由な時間が多くとれたので、名作の誉れ高いテレビアニメシリーズを何作か、インターネット動画配信サービス「NETFLIX」で、この夏、じっくりと観ました。

今回、紹介するのは、2008年10月より2009年3月までテレビ東京系列6局およびAT-Xで放送されたテレビアニメ「とらドラ!」(全25話)です。このアニメは、

生まれつきの鋭い目つきが災いして、まわりには不良だと勘違いされている不憫な高校2年生・高須竜児は、高校2年に進級した春、新しいクラスで1人の少女に出会う。彼女は超ミニマムサイズな身長の美少女でありながら、ワガママで短気・暴れ始めたら誰にも手がつけられない通称“手乗りタイガー”と呼ばれる逢坂大河であった。そして放課後、竜児は誰もいない教室に1人残っていた“手乗りタイガー”のある一面を知ってしまう・・・
竜児相打つ恋の共同戦線、超弩級のハイテンション学園ラブコメディー
(以上「Amazon」における「とらドラ! Blu-ray BOX」の内容紹介からの引用)

というもので、竹宮ゆゆこ原作のライトノベルをアニメ化したものです。アニメの方は「ほぼ原作に沿ったストーリーでアニメ化されているが、尺の都合上カットされたシーンや改編・アニメオリジナルエピソードも多く存在する」(以上「Wikipedia」の解説文からの引用)そうです。私は原作を読んでいないので、具体的な相違点等は分かりませんが、楽しく観ることができました。

この物語、主人公の高須竜児は目付きが鋭い以外は、いたってまともというか、家事万能で優しく、思いやりのある(ついでに頭も良い)高校生なのですが、ヒロインの逢坂大河、そして彼を取り巻く家族、友人たちが全て、かなり個性的というか、ぶっ飛んだ(そしてとても素敵な)キャラクターの持ち主ばかりで、主人公とそれらとの掛け合いが、妙にツボにはまるというか最大の魅力となっています。

ストーリーはとても単純なラブコメでして、後半ではストーリー自体もかなり破綻しかけているようにも感じますが、何というか、勢いでカバーしています。このアニメ、実はこの勢いというか、スピード感というか軽さが、とても魅力的だと思います。ライトノベル感をすごく感じます。私は久しぶりにそうした感覚を味わうことができました。面白く、そして楽しかったです。

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私はこの夏、コロナ禍にかこつけて、こうしてテレビアニメやアニメ映画にハマりまくった毎日を送ってきましたが、そろそろこれも打ち止めにして、普通の生活というか(汗)、小説を読んだり勉強したりする日々に戻ろうと思います。実はNETFLIXで、観たいと思うアニメ作品がもうあまり無いのです(涙)。アニメ版「キングダム」は気になるのですが、コミックで全巻読んでいますし、それこそ観始めたら、また何十時間もアニメ鑑賞に費やすことになってしまいます。もうそろそろ潮時かと思います

2020年の私の夏休みは、普段はなかなかできないこと(アニメ鑑賞)に多くの時間を費やした日々となりました。いい歳をしてとお思いになる方も多いかもしれませんが、とても楽しかったです(キッパリ)。またいつか、機会と時間が十分とれた時には、またアニメ鑑賞にトライしてみたいと思います。さあて、これからは本を読んだり、少しは勉強もしなくっちゃね。


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