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自宅近くの家電量販店で素敵なスピーカーに出合いました [音楽を聴いている]

先週末、買い出しのため家内と一緒に自宅近くのショッピングモール(トレッサ横浜)を訪れました。このショッピングモール内には家電量販店(ノジマトレッサ横浜店)があり、「オーディオスクェア」と名付けられたオーディオ専門コーナーがあります。私は、このショッピングモールに来たときは、いつもこのオーディオ専門コーナーを覘くのを楽しみにしていまして、今回もざっと、この一角をのんびりと一周しながら、オーディオ機器を眺め始めました。

コーナーの壁一面に並べられたスピーカーのところまで来た時、とても良い音で音楽が流れていることに気付きました。慌てて、どのスピーカーが鳴っているのかチェックしたところ、イタリアのスピーカーメーカー、ソナス・ファベール(Sonus Faber)社の「Sonetto Ⅰ(ソネットⅠ)」でした。

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ソナス・ファベール(Sonus Faber)「Sonetto Ⅰ(ソネットⅠ)」

こういうオーディオショップで試聴用にかかっている音楽は、元々、とても良い音で録音されているものが常ですが、それにしてもこのスピーカーから出る音は本当に素晴らしいです。何といえば良いのか、落ち着いた華やかさ、艶があります。これでイタリア・ルネッサンス期のヴァイオリン音楽を聴いたら、さぞかし気持ちが良いのではと思わずにはいられません。また、デザインの素晴らしいこと、スピーカー面から後方にかけての涙のような形状は造形的に見事ですし、説得力のある形をしています。実はこのスピーカーを知ってからというもの、暫くの間、家にある四角いスピーカーがダサく見えて仕方がなかった程です(汗)。また、スピーカーの上部は革張りの処理がなされており、メーカーのロゴマークが刻印されています。本当におしゃれです。

値段を見るとペアで20万程度と、ソナス・ファベール社のスピーカーの中では、安価なエントリーモデルとなります。ソナス・ファベール社といえば「Minima Amator(ミニマ・アマトール)」をはじめとした素晴らしいスピーカー造りで知られていますが、エントリーモデルながらも一切、妥協はないようで、これも素晴らしいとしか言いようのない見事な音です。欲しくて堪らなくなったのですが、既に自宅には何組ものスピーカーがある上、我が家の財政状態を鑑みれば、買うことは叶いません(涙)。

こんな風にオーディオ機器に一目ぼれしたのは、本当に久しぶりというか、何十年ぶりかではないでしょうか。昔、学生時代にイギリスのスピーカーメーカー、ロジャース(Rogers)のモニタースピーカー「LS3/5A」が欲しくてたまらなかったことを思い出しました。

また、機会を見つけて「Sonetto Ⅰ」を聴きに行こうと思います。久々に痺れた経験をした次第です。誰か私に買ってくれないかなぁ。(°O゜)☆\(^^;) バキ!

(2021年2月1日追記)
記事本文で「こんな風にオーディオ機器に一目ぼれしたのは、本当に久しぶりというか、何十年ぶりかではないでしょうか」としゃあしゃあと書いていますが、昨年、中古のレコードプレーヤーに一目ぼれして入手していたことを思い出しました(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-06-24。こうして自分に都合の悪いことをどんどん忘れてしまうのは、私の悪い癖ですね。お詫び申し上げると共に深く反省した次第です。


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