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出張で台北に来ています(3) [旅をしている]

これまで何度も書いていますが、先月の半ばに一週間ほど台北に出張し、土日を挟んでいたこともあって、週末には台北市内を観光しました。故宮博物館に行ってみたり、仁愛路で週末に開催される花市(建國假日花市)、宝石市(建国玉市)や芸術市(藝文特区)を、ブラブラ散歩しながら眺めたりしたのですが、急に思い立って、市の少し外れにはなりますが、1737年建立の台北最古の仏教寺院「龍山寺」を訪れてみることにしました。このお寺はご利益があり、特に願い事を叶えてくれることで有名とのこと。ちょうど娘(次女)が来年、大学受験なので、ここでお祈りしておこうという訳です。

そして、このお寺で娘の合格と家族の健康、福運をお祈りした後、少し、辺りを散策しました。地図をみると、龍山寺の近くには「華西街観光夜市」をいう夜市があるようです。さっそく通りを歩いてみたのですが、なかなか怪しい雰囲気です。ポルノショップや、いかがわしげなマッサージ店等が並んでいます。お寺のすぐ脇に、こうした通りがあるのが、なんとも面白いですね。そういえばこの龍山寺とその周辺の感じは、日本の浅草にも似ているような気もします。通りの中ほどあたりにはすっぽんと蛇の料理屋がありました、どちらも、生きたすっぽんや蛇を置いていて、その場で調理した料理を食べたり、生血を飲ませてくれるようです。ちらほらと中に人はいるものの、さすがに、とても中に入って試す勇気はありません。怖々と外から眺めるだけで退散しました。

出張先の同僚に訊いてみると、この夜市は台北の観光夜市の中でも、とても古いところだそうで、こうしたお店やショップで有名とのこと。また台湾でも、昔はすっぽんや蛇料理は精力がつくと特に珍重されたそうです。いやあ、こういう、怪しい通りって本当に面白いです。台北に行った際に、時間があれば是非立ち寄ってみて下さい。

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こちらが龍山寺近くの「華西街観光夜市」の入り口。

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華西街観光夜市内にあるすっぽん料理屋。

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そしてこちらが蛇料理屋。どちらも多くの生きたすっぽんや蛇が陳列されていました。(どちらも写真をクリックして頂ければ、写真を大きくして見ることがことができます)