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お気に入りのバロック専門のインターネットラジオ局から、とてもロマンティックなピアノ曲が流れてきました [私の好きなピアニスト]

先日、会社の執務室で、お気に入りのバロック専門のインターネットラジオ局(Otto's Baroque Music Radio)を聴いていると、とてもロマンティックなピアノ曲が流れてきました。慌てて曲名と演奏者を確認するとフランスのフランスの作曲家・オルガニスト・ハープシコード奏者であるクロード=ベニーニュ・バルバトル(Claude-Bénigne Balbastre 1724~1799年)の「ロマンス」という曲で、演奏者はなんと、私の大好きなピアニストであるユーラ・ギュラー(Youra Guller 1895~1980)でした。

さっそく自宅で確認してみたところ、「The Art of YOURA GULLER」(英Nimbus)に、その演奏が収録されています。このCD(LP)は、これまで何回も聴いてきたはずなのに、私はすっかり忘れてしまっていたようです。(´-`;)トホホ

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ユーラー・ギュラー「The Art of YOURA GULLER」(CD)、このCDについて、以前書いた記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2009-09-09となります。

改めて聴き直してみたのですが、3分足らずの小曲ながら、とてもロマンティックで素敵な曲です。作曲したクロード=ベニーニュ・バルバトルについてはWikipediaによると、

バルバトルの父親はオルガニストで、2度の結婚で18人の子供がいた。父親から音楽の手ほどきを受け、後にクロード・ラモー(ジャン=フィリップ・ラモーの弟)に師事した。その後ジャン=フィリップ・ラモーの後押しもあり、1750年にパリへ渡った後1755年にコンセール・スピリチュエルでデビュー。さらに1760年にノートルダム大聖堂のオルガニストに就任。1776年にはルイ16世の弟プロヴァンス伯(後のルイ18世)付きのオルガニストに指名され、マリー・アントワネットにもクラヴサンの指導を行うなど権勢を誇った。しかし、フランス革命の勃発によりその地位を失い、晩年はラ・マルセイエーズ、サ・イラなどの革命歌を編曲しつつ貧困のうちに没した。
(以上「Wikipedia」の解説文の引用です)

とのことで、私にとっては、初めてきちんと知ることとなった作曲家ですが、多くのオルガンやクラブサン曲を遺していて、インターネット音楽配信サービスのSpotifyやYoutubeで色々な曲を聴くことができます。

それにしても、この曲はなんてロマンティックでチャーミングな曲なのでしょう。以前の記事でも書きましたが「ロマンス」と名付けられた曲は本当に素敵な曲が多いですよね(前にブルッフの「ロマンス」について書いた記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2010-08-12

お盆を過ぎて、暑さも少し和らぎましたが、私にとって一服の清涼剤となりました。


こちらはYoutubeにアップされているクロード=ベニーニュ・バルバトルの「ロマンス」。演奏者は記載ないものの、ユーラ・ギュラーだと思われます。


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