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イギリスのマンチェスターを拠点に活動する「ゴーゴー・ペンギン」は私のお気に入りのジャズトリオグループです [音楽を聴いている]

前の記事でジャズピアニスト、上原ひろみの新作ソロアルバムに少し辛口の感想を書いてしまったので、今回は私のお気に入りのジャズトリオ「ゴーゴー・ペンギン(GO GO PENGUIN)」を紹介したいと思います。

ゴーゴー・ペンギンはイギリスのマンチェスターを拠点に活動するトリオでして、クリス・アイリングワース(ピアノ)、ロブ・ターナー(ドラムス)、ニック・ブラッカ(ベース)の3人からなり、「熱きアンビエント・ジャズ」とも言うべき、クールでスタイリッシュな演奏をします。何と言うか、人気のないモダンな国際空港のロビーでかかっていそうな音楽(なんのこっちゃ)と言えば良いのでしょうか?最近開港となった北京大興国際空港内のタイムプラス映像とかと合いそうです。

ライヒばりのミニマムミュージックながら、きちんとジャズになっているのがカッコいいですね。変拍子好きの私には堪らないグループです。2016年、2018年と来日していますが、その時に聴いておけば良かったと今でも後悔しています。2018年2月には約2年ぶりに4作目のアルバム(ブルーノートに移籍後は2作目)となる「A Humdrum Star」を発表、今のところ、これが最新アルバムということになります。このアルバムを含め、他の前のアルバムも素晴らしい(というか、カッコいい)曲・演奏ばかりです。このアルバムのAmazonのカスタマーレビューの中で今野よーよー氏が「ピアノが曲の骨格を作り、ウッドベースとドラムが暴れまくる(以上、Amazonカスタマーレビューからの引用です)」と表現していますが、まさしくその通りでして、その演奏にはとても新鮮な印象を受けます。私は通勤電車の中で音楽配信アプリ「Spotify」で、よく、このゴーゴー・ペンギンの曲を流し聴きしています。

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ゴーゴー・ペンギン「A Humdrum Star」(CD)

9月には新作EP「Time-Lapse City」「Ocean In A Drop」も発表されました。こちらもとても良いです。ゴーゴー・ペンギン、本当にお勧めですよ。Youtubeにも何曲か(ライブも含めて)アップされているので、是非聴いてみて下さい。


こちらはYoutubeにアップされている2017年のライブ映像。一時間余りの映像で、彼らの演奏をしっかり楽しむことができます。


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