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オランダのジャズシンガー、アン・バートンの貴重な発掘音源CDを入手しました [音楽を聴いている]

先日、横浜 関内の「ディスクユニオン 横浜関内店/関内ジャズ館」に出向き、取り置きをお願いしていたオランダのジャズシンガー、アン・バートン(Ann Burton 1933~1989年)のCD(新品)を購入しました。「Early Blue(アーリー・ブルー)」と名付けられた、このCD(初回限定生産盤)には世界初登場となる、デビュー前の1958年から60年代の初々しい歌声が刻まれた発掘テープ(20曲)と、これまで未CD化だった幻のデビューEP「Sing A Rainbow」の4曲が収められています。

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こちらが今回入手したアン・バートン「Early Blue(アーリー・ブルー)」(CD、初回限定生産盤)

私にとってアン・バートンは、大学時代から好んで聴いていた特別なジャズシンガーです。彼女の彼女の少し鼻にかかった、丁寧かつ陰影のある歌唱は、特にバラード曲において印象深いものです(以前の、彼女について書いた記事はことら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2013-06-26。私はこれまで、彼女の録音をコツコツと集めてきたのですが、今回、こうしたレアな音源が昨年12月に発売されたことを知り、居ても立っても居られなくなり、こうして入手した次第です。

一聴して、すぐにアン・バートンの歌声だと分かりますが、(後年において顕著となる)癖のある特徴的な歌い方は少し控えめで、みずみずしく、そして若々しい、その歌唱はとても魅力的です。いやあ、良いですね~。とはいえ、彼女の熱心なファン以外には、あまりピンとこないかもしれません。ただ、この時代のヨーロッパ・ジャズの雰囲気をじっくりと味わうことができます。

また、私の宝物が増えました。このCDは今後、入手困難になりそうなので、こうして早めに入手することができて良かったです。


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