母が独りで住む九州、大分の実家に約半年ぶりに帰省しました（１）

前の記事を投稿して以来、かなり時間が経ってしまいました。理由は、この間、九州の実家に帰省したり、ジャズピアノのレッスンを受けたり、先週末は友人と一緒に彼の車で出かけたりとバタバタした毎日を送っていたためです。今日からやっと、少し落ち着きましたので、また、こまめにブログを更新していきたいと思っています。（どなたがこのブログを見て下さっているのか想像もつきませんが）宜しくお願いします。

さて、9月18日（金）の夜から21日（火）まで、母が独りで住む九州、大分の実家に約半年ぶりに帰省しました。以前も書きましたが、実家は300坪程の高台の敷地に、築100年を超える母屋と（昔は牛小屋だった）離れ、そして蔵があるという、典型的な田舎の旧家でして、87歳の母が一人住まいをしています。ただ、ここは私が産まれ育ったところというではなく、祖父母が住んでいた家でして、私自身はここに地縁がある訳ではありません。



こちらが九州、大分の実家。上の写真の手前にあるのは蔵、そして下の写真の右が母屋、左が離れとなります。

実家に帰ると、さっそく母から電化製品の購入について相談を受けました。母は母屋のダイニングルームにあるテレビと、調子が悪くなってしまった掃除機、電子レンジを買い換えたいとのこと。さっそく帰省した翌日、家電製品が安く買えると評判の、隣町の家電量販店「ケーズデンキ 日出店」までレンタカーに母を乗せて出かけました。

家電量販店に着く前に、いつも帰省時に訪れるリサイクルショップがあったので、ちょっと寄ってみることにしました。ここは以前は小さいながらも家電製品や家具など色々、お得な中古品があり、良く利用していたのですが、最近はプロ用の厨房機器をメインに扱うようになってしまっています。それでもまあ、一度覗いておこうと店内に入ってみると、何台かの中古（若しくは新古品と思われる）テレビが置かれていました。よく観てみると一台、とても新しくて発色の良いシャープ製のテレビが、大特価とのことで税抜きで7万円で売られています。2020年製とのことで型番は「4T-C48CQ1」、シャープの有機ELパネル採用の4K有機ELテレビ（48V型）。8K高画質技術を応用した4K画像処理エンジン「Medalist S1」を搭載した現行モデルでして、新品はインターネットの通販でも14万円程はするようです。中古とはいえパネルには傷一つなく、他の部分含め、まるで新品同様のように見えます。これって、めちゃくちゃ安いのではないでしょうか？


こちらがシャープの4K有機ELテレビ（48V型）「4T-C48CQ1」


そしてこちらがテレビに付属のリモコン

これはもしかしたら買いではないかと母に伝えながらも、とりあえず比較するためもあって家電量販店に向かいました。掃除機や電子レンジを見ながらテレビ売り場もチェックしてみると、ここでは同じモデルが15万円程で売られています。やはり、あのリサイクルショップのテレビが良いんじゃないかという話になり、慌ててリサイクルショップに戻って（まだありました）、とりあえずお店の人に話を聞いてみることにしました。

話を聞いてみると、実はこのテレビ、最初はインターネットのオークションに出品しようと考えていたそうなのですが、パネルが非常に薄いこともあって配送業者が配送を引き受けないため、仕方なく店頭で、こうして安く売っているとのこと。機能上の問題はまったくなく、おそらく殆ど使用されなかったのではないかということでした。

お店の方は一週間程度なら補償に応じますよと言ったこともあり、結局、思い切ってこちらを購入、一旦取り置きした上で、その間にお店にはパネル部分を段ボールで保護して貰うこととし、私たちはいつものように別府のリサイクルショップ店巡りをすることにしました（汗）。別府のリサイクルショップで、新品未使用の2TBの外付けハードディスクが5千円（税込み）で売られていたので、テレビ用にこれも購入（他にはソニー製の、中古のSDカードに録音できるメモリーカードレコーダー「ICD-LX31A」も4千円程度で入手しました）。掃除機や電子レンジも何か良い物はないかと探してみたのですが見つからず、さすがに掃除機は中古品という訳にもいかないので、「ケーズデンキ日出店」に戻り、そこでPanasonicの軽量・大パワーのものを購入しました。電子レンジも一緒に買って値引き交渉をしよう等と考えていたのですが、残念ながら電子レンジは納品まで時間がかかるとのことでこちらは断念、母がそれでも「この掃除機もうちょっと安くならないかしら？」と店員に言ったところ、「電子レンジの在庫がなかったのはこちらの責任ですからねー」と更に2千円まけてくれたのは嬉しかったです。

そして例のリサイクルショップに戻り、丁寧に梱包されたテレビを受け取ると車の後部座席に固定し（全部、リサイクルショップの方がやってくれました）、慎重に車を走らせて実家近くの行きつけのうどん屋「元禄うどん」で遅めの昼食をとった後、実家に戻りました。さっそくテレビを設置し外付けハードディスクを繋いだ上で、（GoogleTVですので）無線LANの接続やファームウェアの更新、住所の登録やチャンネルの自動登録等、必要なセッティングを終え、リモコンを操作すると無事にテレビが点きました。有機ELだけあって画面が本当にきれいですし、テレビ単体でも迫力ある音が出ています。そして、Youtubeや（母が契約している）アマゾンのプライムビデオへも、リモコンのボタン一つで容易にアクセスすることができます。


こちらはこの日、杵築市の行きつけのうどん屋「元禄うどん」で頂いたごぼ天そば。関西風の出汁がとても美味しくてお値段も良心的なお店です。

あまりの画面の美しさに母と私は狂喜乱舞しながら、こうして高性能のテレビを安く入手できたことを喜び合いました。母に訊いてみると以前の2K液晶テレビ（こちらもシャープ製）は、もうかれこれ20年は使っていたとのこと。さすがに技術の飛躍的な進歩を実感します。母はハードディスクに録画したり、Youtubeやアマゾンのプライムビデオが簡単に観れることも嬉しかったようです。

今回は本当に良い買い物ができました。ちなみに今回購入した掃除機（Panasonic「MC-PJ20A-C」。税込みで1万4千円程度だったかと思います）も、性能や軽さ等、申し分ないものだったそうです。そして電子レンジの方は母がインターネットでこれからじっくり調べて購入するとのこと。これらもテレビ同様、ほぼ20年ぶりの買い替えとなります。こうして少しでも母の田舎での独り暮らしが快適なものになることを祈っています。