母が独りで住む九州、大分の実家に約半年ぶりに帰省しました（４）

こうして、久しぶりに大分の実家でのんびりとした日々も終わりです。家族へのお土産（母が豊後牛のヒレステーキ肉を6枚用意してくれました）もトランクに詰めて、借りていた車を大分空港近くのレンタカー会社に返却し、空港までマイクロバスで送ってもらったのですが、夕方の搭乗時刻まで、まだ時間があります。

そこで空港ビルの3Fレストランフロアにある「スカイライン」で暫く休憩することにしました。頼んだのは「生ビールセット」、大分名物のとり天とりゅうきゅうをつまみに生ビールを頂きます。そういえば首都圏は緊急避難宣言が続いており（2021年9月21日時点）、基本的にレストランで飲酒はできない状況が続いていることもあって、こうして生ビールを飲むのは本当に久しぶりです。


空港ビルの3Fレストランフロアにある「スカイライン」のカウンター席から眺めた飛行場の様子。多分、これが私が乗る羽田空港行きの飛行機でしょう。



こちらが私が頂いた「生ビールセット」のとり天とりゅうきゅう。

「とり天」は鶏肉を天ぷら粉で揚げたもの、そして「りゅうきゅう」は新鮮な魚（今回は鰤）を、醤油、酒、みりん、ごま、しょうがでつくるたれと和えた、どちらも大分の郷土料理として特に知られたものとなります。

どちらもビールのあてとして、本当に美味しいです。思わず調子に乗って、生ビールをお代わりして二杯目を頂きます。いやあビールもおつまみも本当に美味しいですね。リフレッシュすることができました。

ふと、カウンターのメニュー立てを見ると、見慣れない冊子が挟まっています。取り出してみると、NHKの人気番組「サラメシ」でも紹介され話題となった、31年間食べたものを毎日イラストで書き溜めているシノダ部長の、「シノダ部長のスカイライン食レポ！」と題されたものでした。イラストと添えられた軽妙な文章が読んでいてとても面白いです。思わず店員さんに「これ、頂いても良いですか？」と訊いてみたところ、快諾を頂きました。これで、今回の帰省の私自身へのお土産ができました。



下の写真はこの冊子の７P紹介されていた、私が頂いた「生ビールセット」についての記事です。

こうして、私は飛行機に乗って横浜の自宅に帰りました。ふうっ、翌日からはいつもの日常の始まりです。実家では母の買い物を手伝ったり、墓参りや釣りをしたりといった日々でしたが、良い気分転換になりました。母がこれからも元気で無事に大分での田舎暮らしを楽しんでくれることを祈るばかりです。