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10月25日にブルーノート東京で「海野雅威 NYトリオ」の公演を聴きました [演奏会ノート]

会社の先輩からの誘いに乗る形で、その彼と一緒に10月25日にブルーノート東京で「海野雅威 NYトリオ」の公演(20:30からの2nd Stage)を聴きました。

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当日のブルーノート東京入り口の告知案内

恥ずかしながら、彼に教えてもらうまで、私は海野雅威(うんの ただたか 1980年~)という、主にニューヨークで活躍している日本人ジャズピアニストのことを全く知りませんでした。ブルーノート東京のホームページの紹介文によると、

ハンク・ジョーンズ、ジミー・コブら多数のジャズ・レジェンドから愛され、ロイ・ハーグローヴ・クインテット初の日本人レギュラーメンバーに抜擢されるなど、輝かしいキャリアを誇る海野。コロナ禍のNYでヘイトクライムの犠牲となり重傷を負うも、不屈の精神と懸命なリハビリで見事復帰。
(以上「ブルーノート東京HP「公演詳細」ページの文章より抜粋して引用」)

とのことです。本公演では出演予定だったジェローム・ジェニングス(ds)が、体調不良のためキャンセルとなり、急遽、石若駿(いしわか しゅん 1992年~)が代役として出演しました。代役といいながら。まったくトリオとしての演奏に違和感がなかったのは、さすがプロです。そして、海野雅威のピアノを聴いて最初に感じたのは、聴きやすさと親しみやすさでした。かと言ってカクテルピアノという訳では全くなく、しっかりと今の本場のジャズのエッセンスを感じ取ることができます。なんとも良いセンスをしてるなぁと感心した次第です。

ちなみに、どうでも良いことながらも、ベースのDanton Boller(ダントン・ボーラー 1972年~)のイケメンぶりには驚かされました。背も高くて、ほんと、めちゃくちゃ格好良かったです(汗)。

私がブルーノート東京を訪れたのは、一体、何年振りなのでしょう。多分、15年以上は前になるかと思います。たまにはこういうハイセンスなジャズクラブで演奏を聴くのも良いものですね。また機会があれば訪れてみたいと思いました。


こちらはYoutubeにアップされている「海野雅威/Tadataka Unno - Get My Mojo Back」