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宮藤官九郎著「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)」を読み終えました [本を読んでいる]

先日、自室で宮藤官九郎著「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)」(文春文庫)を読み終えました。この本も、最近、いつも本を貸してくれる会社の同僚(後輩)が貸してくれたものです。内容は、

冬の白鳥だけが名物の東北の町で、筋金入りのバンカラ高に通う「僕」。先輩からイビられる非モテの日々―地元のローカル番組で「おもしろ素人さん」を募集しているのを見つけた僕は、親友たちの名前を勝手に書いて応募するのだが…。「あまちゃん」の脚本家が放つ疾走感溢れる“地元系”青春エンタメ。
(以上、Amazonの商品の説明「内容(「BOOK」データベースより)」からの引用です)

でして、作者自身の高校生時代を描いた自伝のような小説らしいのですが、この(童貞)小説はとても面白かったです。その上、なんというか、文章のテンポが良くて、読んでいて気持ちが良かったのが印象的でした。著者には優れた文才があるんだなぁと感心した次第です。

還暦を過ぎた私ですが、こういう小説を読んでいると、いつの間にか自身の青春時代に戻ったような気分を味わうことができます。なんだか少し元気を貰いました。ありがとうございました。

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宮藤官九郎著「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)」(文春文庫)


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