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出身高校の同窓会に出席しました [人と会っている]

先週の土曜日に、都心のホテルの宴会場で行われた、出身高校の同窓生の懇親会に参加しました。私の出身高校は福岡県の公立高校なのですが、関東や関西、そして九州の大学に進学した後、その多くが東京で就職することもあり、こうして地元の北九州市だけでなく東京(そして大阪でも)でもこうした集まりが毎年開かれています。多分地方の高校の中でもここまで同窓生達の集いが盛んな学校は、他にはあまりないかと思います。これも幹事役をやられている少数の諸先輩方の隠れた努力のお陰だと思うと、本当に頭が下がるばかりです。
会場には、東京の大学に入学したばかりの19歳の新人から93歳の大先輩まで、今年は総勢600名(!)を超える卒業生が集まりました。校長先生や、現役の先生方も北九州から駆けつけており、そしてゲストには懐かしい昔の恩師もいらしています。そして広い宴会場内には、卒業年次毎に置かれた円卓が並べられ、そこで旧友との邂逅を楽しみます。私の代(78期)も15名程の同期が集まりました。お互い、歳は十分とっていますが、会ってしまえば高校生の時に一気に戻ります。最初に東日本大震災で亡くなられた方々で黙祷を行い、開会の挨拶、来賓の方々のスピーチ等、そしてクイズ大会や景品くじびき大会などを楽しんだ後、校歌を全員で歌い、最後は幹事の引継ぎ(81期から82期)がおこなわれ、会は盛況のうちにお開きとなりました。
そして、その後は銀座のスナックへと場所を移し、同期だけの同窓会となりました。仕事の関係で2次会から参加した同期も加わり、場はますます盛り上がるばかりです。お互い、飲んで歌って、しゃべる、なんとも楽しい会となりました。そして男性陣は結局、2次会まで頑張り、私は、終電でなんとか横浜の自宅に帰り着きました。
翌日、私は二日酔いを抱えながら、日曜日の朝を迎えました。いつもの事なのですが、こうした昔の友人達とあった翌日、私は精神的に不安定になってしまいます。幸せそうな、成功して、自信に溢れた友人達の姿と出会い、そして、私は自身のこれまでの人生に対する悔恨の気持ちに満たされます。あの時は、まだみんな同じスタート台に立っていたのに、私はどうしてこのような人生を歩んでしまったのでしょうか。もっとあの時頑張っていれば、もし、あの時、こんな選択をしなければ、私の人生ももっと豊かなものになったのではないか、などと思ってしまうのです。そんなことより、これからの毎日をどう過ごすか、そっちの方がはるかに自身の人生にとっては重要なことですよね。私は青臭い未熟者です。まだまだ修行が足りません。

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写真は、出身高校の東京懇親会の今年のシンボルロゴ。私も三年前は幹事年ということで、東京での懇親会開催のため、手伝いをしました。

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