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神奈川県立近代美術館(葉山館)で開催された堀文子展に行ってきました [絵画を鑑賞している]

3ヶ月程前の話になってしまって恐縮ですが、2月18日の日曜日に家内と一緒に神奈川県立近代美術館(葉山館)で開催されていた堀文子展に行ってきました。

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家内は、以前、自宅に送られてきた銀座の画廊(ナカジマアート)からの葉書に印刷された堀文子さん(1918年~)の花の絵を観て以来の熱心なファンでして、これまで画集を購入して彼女の絵を楽しんでいました。今回、白寿記念の展覧会が開かれることを知り、葉山の神奈川県立近代美術館までドライブがてら訪れたという訳です。

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こちらが今回訪れた神奈川県立近代美術館 葉山館

この日はとても天気が良く、横浜から葉山までの快適なドライブの後、海沿いに面した白亜の素敵な建築デザインが印象的な神奈川県立近代美術館に着きました。展覧会では若い時から現在に至るまでの多くの作品が展示されており、堀文子さんの作品を知る上でとても参考になるものでした。先にも書きましたように彼女の作品というと何と言っても色とりどりの花の絵が有名ですが、童画から人物画、風景画まで、色々な作品の一つ一つがとても印象的でした。

私は彼女の絵に、いつも「いのち」を感じます。それは白寿を迎えられた最近の作品でも同様でして、ますます純化しているような印象を受けます。その美しさには思わず息を飲むほどで、私たちは熱心に彼女の作品を観続けました。

展覧会を観た後、私たちは美術館内のガラス張りの開放的なレストランでランチをし、庭園を散策しました。2月ながらさほど寒くなく、春とも言ってもよい天気の中、遠くに富士山を望んだ相模湾ののんびりとした景色が、堀文子さんの作品に接して高揚した気分を穏やかに和らげてくれます。

こうして、私たちは素敵な1日を過ごすことができました。

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神奈川県立近代美術館(葉山館)の散策路から相模湾、遠くに富士山を望む。富士山は残念ながら雲に隠れてしまっています。


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