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仕事で中国、武漢を訪れています (2) [旅をしている]

この記事は前に書いた「仕事で中国、武漢を訪れています (1)」の続きです(その記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2019-03-07。実は、もうとっくに武漢出張は終え、既に帰国しているのですが、このまま、タイトルに続き番号を付ける形で、記事をアップすることとします。どうか宜しくお願い致します。

武漢滞在三日目の夜に、通訳や関係者の方と共に武漢料理、所謂、「湖北料理」を楽しむことにしました。(同行した)内モンゴル出身の通訳の方や上海人である関係者に言わせると、武漢の中華料理は味付けが濃い田舎料理ということになるそうですが(汗)、名物の蓮根や、長江や洪湖といった河川、湖沼から捕れる淡水魚を使った料理が有名とのこと。私たちは大型ショッピングモール内にある地元料理の有名店(蓮根という名前のお店)で、これら湖水料理を頂きました。

どれも美味しかったのですが、特に気に入ったのが蓮根のスープです。ここで採れる蓮根は日本のものとは違って穴が多く空いているものですが、その、お腹に優しい優しい味はとても印象深かったです。それ以外にも川海老や蛙の炒め物や揚げ物、蒸した淡水魚に餡かけがかかった料理なども印象的でした。中にはとても辛い料理などもあって、中国酒(白酒)がすすみます。私はすっかり酔っぱらってしまいましたが、それでも湖北料理を堪能することができました。

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こちらが今回訪れたお店。大型ショッピングモールの中にあります。

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こちらが武漢名物の蓮根のスープ、奥に見えるのは蛙の挙げものです。

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この料理は殺人的に辛かったです。スープは辛い上にとてもオイリー(油まみれ)で殆ど飲めませんでした。

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それ以外に、ホテルの朝食では中国五大麺(注)の一つに挙げられる武漢名物「熱乾麺(熱干面/ラー ガン ミエン)」も何回か食べました。これは茹でた太麺に、黒ごまペーストを使った和えだれ、粗目に刻んだ肉で作られた雑醤(肉味噌)、ササゲの漬物、砕きピーナッツ等を乗せた料理で、熱いままよくかき混ぜて食べます。めちゃくちゃ美味しいというわけではありませんが、なんともB級で癖になる味ですね。麺が太いせいかすぐにお腹が一杯になります。
(注)中国五大麺とは(諸説ありますが)山西省の刀削麺、河南省の烩麺(フゥイミィェン)、四川省の担担麺、北京市の炸醤麺、そして湖北省の熱乾麺だそうです。

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ホテルの朝食ビュッフェの麺コーナーの案内板、一番下に例の「熱干面」の案内が見えます。

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そしてこちらが「熱干面」。私は出張中、二回程頂きました。

こうして武漢出張中、私はその土地の郷土料理を楽しみました。いつも書いていますが、出張の楽しみといえば、何と言っても料理とお酒ですよね。もう(武漢には)行く機会もないかと思いますが、なかなか興味深かったです。


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