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義父母が自宅近くの高齢者向け賃貸マンションに引越ししました [家を建てている]

先週末に、80半ばになる義父母が、自宅近くの高齢者向け賃貸マンションに引越ししました。これまで10年余りの間、義父母は自宅から車で一時間弱かかるマンションに住んでいたのですが、高齢ということもあり、次第に私たちの(病院の付き添い等の)サポートが必要となっていて、特に家内は車で往復するだけでヘトヘトになっていました。そうしたこともあり、今回、何とか義父母を説得し、自宅近くに引越ししてもらったという訳です。2月に入ってからは、引越しの準備や実際の引越し作業(これが大変でした)、そして住所変更等の区役所への手続き、そして新たに家具やカーテン等を新調したりと、家内、義弟そして私は目が回るような忙しさでしたが、やっと落ち着いてきたところです。

義父母の新居(まだ築5年程の、とてもきれいで清潔なマンションです)は「高齢者向け優良賃貸住宅」を謳うだけあって、バリアフリーになっている上、部屋には緊急通報装置、トイレやお風呂には手すり、(腰を掛けてゆっくり靴を履くことができるように)玄関には造り付けの腰掛が設置されています。その上、365日、24時間、生活相談員が常駐しており(夜間は併設する訪問介護事業所スタッフが対応)、緊急対応サービスや安否確認サービスが受けられたりと、高齢者には至れり尽くせりのマンションとなっています。

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こちらが今回、義父母が引っ越した賃貸マンション

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このように各階のエレベーターホールには、腰掛が備え付けられていて、エレベーターが来るまでの間、座って待つことができるようになっています。また、エレベーターの動いている時は、(一階エレベーターホールの)モニターで、エレベーター内の様子を見ることができます。また、全ての通路には手すりが用意されていたりと、高齢者向けの配慮が至るところになされていて、お年寄りには優しい住環境となっています。

また横浜市指定の高齢者向け優良賃貸住宅なので、(入居者様世帯の所得が年金のみの場合など、一定金額以下の場合)最大4万円の家賃の補助を横浜市から受けることができます。この制度(4万円の補助)のお陰で、義父母もこれまで住んでいた賃貸マンションとほぼ同額の家賃負担で、この新しいマンションに住むことができました。

この賃貸マンションへは自宅からは車で10~15分程度、いざとなれば歩いて行けるので、私たちにとっては目が届きやすい上、介護等のサポートが楽に行えます。義父は認知症が少し入っており、義母は耳が遠い上、足腰がかなり弱っていることもあるので、これから私たちの(介護・サポートの)負担は増えるばかりかと思われますが、それでも義父母には二人で、いつまでも元気で、そして楽しく、この新居で自立しながら暮らしてほしいと願うばかりです。


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