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これまでしっかり観ていなかった昔のテレビアニメ番組を暇にあかせて観ています(14) [テレビを観ている]

先週、第1クールは2019年4月から6月までTOKYO MXほかにて放送され、第2クールは同年10月から12月まで放送されたテレビアニメ「この音とまれ」を、インターネット動画配信サービスNETFLIXで観ました。このアニメは、

廃部寸前の時瀬高校箏曲部。一人になってしまった部長のもとを訪れたのは不良少年とその友達、そして箏の天才少女だった。それぞれの箏の音が紡ぐ青春学園物語(以上、TVアニメ「この音とまれ」公式サイトの紹介文の引用です)

でして、箏曲部を舞台にした少し珍しいアニメです。といっても内容はまさしく青春ものでして、ストーリー途中からは箏の高校コンクールでの他校との競い合いといったところがメインとなります。原作は「ジャンプスクエア」(集英社)で、2012年から連載されている少年漫画でして、作者のアミューはこれが連載デビュー作だそうです。

音楽をテーマにしたテレビアニメというと、以前、「四月は君の嘘」を観ましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-09-08、本作品も、同様に「コンクール」がストーリーの大きな軸となるものの、部活動が舞台となっているだけに、部員同士の交流、顧問や指導者との関わり合い、そして部員間に芽生えた淡い恋心の行方といったものがメインのテーマとなっています。

どちらかというとマイナーとも言える箏の世界ということもあり、私はとても興味深く観ました。「作者のアミューは、母が箏教室の主宰者、姉がプロの箏曲家という一家に生まれ、アミュー自身も3歳から箏に触れていた」以上、「Wikipedia」解説文からの引用)だけあって、ストーリーや細部の描写には説得力があります。

テレビアニメは原作途中(全国大会出場を決めるまで)までということもあり、機会を見つけて原作の漫画の方も読んでみたいと思います。「本作のコミックス累計発行部数は、2021年4月時点で500万部を突破している。特に中高生を中心に読者を増やしており、中高生の中には本作をきっかけに箏を習い始める者もいる」(以上、同じくWikipedia」解説文からの引用)とのことです。

こうして私は良質なテレビアニメを観ることができました。とても面白かったですよ。

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こちらがYoutubeにアップされている「神奈川県予選大会 「天泣」 (演奏:時瀬高等学校箏曲部) | この音とまれ!」のアニメ動画。県予選でのクライマックスとなる感動的な場面です。


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