SSブログ

友人と共に葉山 森戸海岸で手漕ぎボート釣りをしました [釣りをしている]

先週の土曜日(2月26日)に、ドイツ赴任時代からの30年来の友人と共に、葉山 森戸海岸で手漕ぎボート釣りをしました。これが私の今年初めての釣りとなります。手漕ぎボートでの釣りは昨年11月以来です(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2021-11-18。前回同様、早朝、JR横須賀線の車内で友人と合流し逗子駅で下車、タクシーに乗って、今回もボートを借りる葉山釣具センターに到着。そこで餌やコマセを買い、用意を整えて出発です。

他の釣り客と共にそれぞれボートに乗り込み(友人と私は同じボート。私は事前に酔い止め薬を服用済)、ロープで連結したのち沖まで曳船してもらいます。天気も良く、富士山がきれいに見えます。沖のブイからはそれぞれ手漕ぎで各々好きな釣り場へと向かいます。前回と同様、友人がボートの操縦含め全てやってくれています。更に沖の方まで出てアンカーを下ろすと、釣りの始まりです。

IMG_0896.jpg
この日も前回同様、富士山がきれいに見えました。

今回、私はライトウィリー五目釣り仕掛けを使いました。これは五目という名の通り、何でも釣ってやろうというものでして、寄せエサにアミコマセを使い、アミコマセ専用のビシカゴを使って、二本、もしくは三本針にアオイソメやオキアミを付けて魚を狙います。

さっそく、私の竿にアタリを感じました。リールを巻いてみると小さなベラがかかっています。慎重に針を外してリリース、次の魚を狙ったのですが、アタリが全く無くなってしまいました。スマホにインストールしている、海釣りに便利な潮位表示アプリ「タイドグラフBI」で調べてみると、どうも午後からは潮の状態が良くなり、釣れるようになるようです。午前中はガマンの時間ということで、のんびりと釣りを続けます。

友人の方は、置きっぱなしにしていた竿に小さなカワハギがかかっていたり、小さなフグや20cm程度のメバルを釣り上げたりしていましたが、やはり、なかなか釣れないようです。そうこうしているうちに12時を過ぎ、「さあ、これから」という頃になって少し波が立ってきました。手漕ぎボートですので、少しの波でもとても危険な状態になります。友人が「もしかしたら、釣りを辞めなくてはならないかも…」と言っていると、貸しボート屋の船が巡回してきて「波が高くなってきたので、これで釣りは終了です。すぐに釣具を片付けて曳船ポイントとなる目印のブイまで戻って下さい」との非情なお達しが告げられました。残念ながらこれで今回の釣りは終了です。諦めが悪い私は、これが最後と、慌てて針を垂らしてみたところ、すぐにアタリがあり、喜び勇んで糸を巻き上げたのですが、かかっていた魚は最初と同じベラでした(こちらはちょっと大きめ。トホホ…)。こちらも海にリリースして、慌てて岸へと向かいました。

曳船途中にボートとボートを結ぶロープがちぎれたりといったトラブルに見舞われながらも(友人がひたすらオールを漕ぐ羽目となりました)、なんとか岸に到着。今年最初の釣りは何とも残念な結果となりました。

帰りはとりあえず、逗子駅近くの立ち飲み屋で友人とささやかな残念会をした後、今度は京浜急行電鉄新逗子駅から電車に乗って日ノ出町駅まで向かい、友人が贔屓にしている野毛の小料理屋に、友人の釣ったカワハギとメバルを持ち込み、店主の料理で、それ以外にも何品か作って貰って本格的な飲み会の始まりです。お互いに今日の悔しさをぶつけあいながらも、楽しい飲みとなりました。心地よい疲労感も手伝い、すぐに酔っぱらってしまいます。午後5時には飲み会も終え、次回のリベンジを誓い合いながら別れました。

IMG_0900.jpg
友人の釣ったカワハギの肝和え

IMG_0901.jpg
そして、こちらはカワハギの天ぷら。どちらも美味しかったです。

IMG_0902.jpg
こちらはメバルの塩焼き、メバルといえば春を告げる魚です。こちらも美味しかったですよ。

こんな感じで、私の週末の一日は過ぎていきました。ちなみに今回、私が釣ったベラですが、関東では見向きもされない魚ですが、西日本の方では煮付けや塩焼き、刺身でも食べられていたりするようです。次回は持ち帰って食べてみようと思います。


こちらはYoutubeにアップされている「【ベラ】今までリリースしていたこの魚が、マジ美味しかった!」。他にもベラを刺身にして食べている動画もありました。