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大腸ポリープの切除手術を受けました。 [体のあちこちにがたが来てます]

昨日、いつも通っている総合病院に入院して大腸ポリープの切除手術を受けました。大腸にポリープがあることは、2016年に多発性筋炎で入院したときの検査で分かっていたのですが、その時には経過観察となり、そのままにしていました。前の記事にも書きましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2022-10-07、最近になって、そのことをふと思い出し、昨年の9月末に再度、内視鏡検査を行ったところ、消化器内科の担当医となった若い女医さんから、複数あるポリープのうち、直径1cm程度の大きさのものについては癌化するおそれがあるため、早めに切除した方が良いとの診断を受け、こうして手術を受けることになったものです。

入院手続きをして、七階の入院病棟に行って割り当てられたベッドで荷ほどきをし、着替えを済ませると、早速、看護婦さんが用意した下剤と自身で用意した水を大量に飲みながら大腸を洗浄していきます。お昼すぎには大腸がきれいになったことが確認でき、午後2時過ぎに小型カメラと切除器具がついた内視鏡による手術が始まりました。

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こちらが当日飲んだ下剤とお水

結局、手術は二時間半〜三時間程かかりました。意識はある状態での手術でしたので、それなりにキツかったものの、合計、4つのポリープを切除してもらいました。先生からは「今回、大きなもの(ポリープ)は全て取ったので、他のポリープについてはこれから様子を見ながら(切除を)行っていきましょう」とのことでした。手術中、そして術後も、特に痛みもなく、そういう意味では(私にとっては)楽な手術でした(今回、切除したポリープについては、これから病理学的検査を行うことになっており、その結果については次回の外来診察のときに、先生から聞く予定となっています)。

その後、病室に戻り、その日は何も食べずに過ごしました(結局、朝から絶食したことになります)。私は、これまでとり溜めておいたTBSラジオの人気番組「問わず語りの神田伯山」をSDプレーヤーで、イヤフォンを使って聞きながら、久しぶりとなる、一泊限りの入院生活を楽しみました。以前、同じ病院に(多発性筋炎とその合併症である間質性肺炎で)一ヶ月以上入院していましたので、それと比べれば気楽なものです(というか、何とも懐かしかったです)。翌朝となる今朝に再度、担当主治医の診断を受け、特に大きな問題もなかったことから、そのまま退院、今日の昼には自宅に戻ってきました。

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入院翌日の朝、病院から出された朝食。ご飯は五分粥です。もちろん完食しました。

入院中に看護婦の方から色々と話を聞かされたのですが、この階の入院患者の中で、私は最年少だったらしく(かくいう私も既に還暦を迎えています)、今は入院している患者は90歳代の方がとても多いとのこと。日本における長寿社会の典型的な一例ということなのでしょうか。とは言え「早くお迎えが来ないかなぁ」とぼやく入院患者が多いのよなどと看護婦さんから聞かされると、何とも複雑な気持ちになります。私にとっても他人事とはまったく思えません。これからの、自身の人生の過ごし方を、きちんと考え直さなくてはと思った次第です。

ちなみに、これから一週間程はお酒も飲むことはできません。来週の金曜日には金沢に出張する予定なのですが、その時までは大人しく過ごすことになりそうです(トホホ…)。

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こちらが今回処方された整腸剤「ミヤBM 顆粒 1g」。今日から5日間、毎食後にのむことになっています。

【2023年2月20日追記】
今日、消化器内科にて検査結果を聞いてきました。手術で切除した4個のポリープについては全て良性とのことでした。ただ大腸内には小さなポリープがまだ複数個あること、また切除跡の経過も観察する必要があるとのことで、一年後に再検査をすることとなりました。とりあえず悪性(ガン)ではなかったことが分かり、少しホッとしています。


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