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4か月ぶりに九州の実家に帰省しました [旅をしている]

先々週の金曜日から先週の火曜日まで、大分の実家に4か月ぶりに帰省しました。今回、帰省した目的は、田舎の土地の売却にあたり境界線の確定作業が必要となり、境界線を跨ぐ地主の方々と一緒に、土地家屋調査士による最終確認作業に立ち会うためです。確認作業自体は順調に終了しました。これで土地の売却手続きが大きく進展することとなります。今回、売却する土地は、実家とそれに隣接する畑とは別の、実家から離れた300坪ほどの土地(山林)でして、私にとっては、これで遊休地の管理の手間がなくなることとなるため、大いに助かります。

(2020年12月24日追記)
この土地(山林)売却手続きは今年の9月に無事に終えました。

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こちらが九州の実家、右が母屋、左が離れとなります。手前にわずかに屋根が写っていますが、こちらは蔵です。

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離れの方からみた母屋。

それ以外は、ここで独り住まいをしている母と一緒に、近くのホームセンターやスーパーに行って買い物をしたり、いつものように日出や別府のリサイクルセンターを巡って掘り出し物がないか物色したりしました。また母の遠縁の方が事故で急にお亡くなりになられたので、その通夜に母を連れて参列するといった事もしました。

今回、帰省したもう一つの理由が、実家のオーディオ環境の整備です。前回、帰省した時に新しく(中古の)CDレシーバーを導入したりしたのですが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-03-10、その後、私の自宅のオーディオ装置の入れ替え等により不要となったレコードプレーヤー(Technics「SL-7」)やCDプレーヤー(Marantz「CD-17D」)、カセットデッキ(Pioneer「CT-415」)もその後、実家に送ったので、これらも使えるようにして、少しでも快適な再生環境ができればと思っていました。

実家のメインのオーディオは離れの一階、(母が弾く)グランドピアノや電子ピアノを置いている部屋にあります。色々と試行錯誤した結果、以下のようなシステムとしました。

レコードプレーヤ   Technics「SL-7」
フォノカートリッジ  Technics「EPC-P23」
CDプレーヤー    Marantz「CD-17D」
カセットデッキ    Pioneer「CT-415」
CDレシーバー    Kenwood「R-K711」
スピーカー      Royd「TOPAZ」

フォノカートリッジは、壊れたまま実家に置いてあるレコードプレーヤー(Technics「SL-DL1」実は今回、修理を試みたのですが直りませんでした)に付いていたものの方が(SL-7に付けていたオーディオテクニカ製のものより)音が良かったので、そちらに付け替えました。また、残念なことに、前回、帰省時にセッティングした中古のCDレシーバーがCDをうまく読み込まなくなっていたので(涙)、別途、横浜から送ったCDプレーヤーを繋ぎました。CDレシーバーはデジタル入力端子も備えているのでRCAケーブルに加え、デジタル接続ケーブルでも繋いでフルデジタル処理も可能とし、聴き比べをしてみたのですが、私の駄耳では音の違いは判りませんでした。

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こちらが離れの一階にセッティングしたメインのステレオ装置。


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ちなみにこちらが母屋の二階、母の寝室に置かれたステレオ装置。
レコードプレーヤー  SONY「PS-V800」
CDプレーヤー     Kenwood「DP-7010」
レシーバー      Kenwood「R-SA7」リモコン付き
スピーカー      BOSE 501 Series IV
これ以外にも、母屋の一階のダイニングルームと離れ二階の部屋にもステレオ再生ができるよう、レコードプレーヤーやレシーバー、アンプ、スピーカーが設置されています。

日曜日の午後には、母がいつもお世話になっている電気屋さんが実家に来訪、FMアンテナを立ててくれました。今回、立てたのは2素子のアンテナでして、母屋の一階(リビングルーム)、二階(寝室)、離れの一階(ピアノ部屋)と二階(予備の寝室)の4か所でFM放送を楽しめるよう配線を行ってくれました。何分、大きな家なので、この配線作業は大変だったようですが、うまくエアコン用の穴を使いながら、目立たないようにしてくれました。このFMアンテナの効果は絶大でして、これまでラジオのロッドアンテナや室内用のFMアンテナではあまりクリアに聴こえなかったFM放送が、とてもクリアに聴こえます。こうして聴くとFMの音ってとても深みがあって、味のあるものです。電気屋さんによると、古い日本家屋ですと、家の壁が土壁になっていて、外壁と内壁の間が隙間なく土でしっかり塗りこめられているため、屋内でのFMの受信が難しいケースが多いとのこと(逆に現代の木造建築だと中がスカスカのため屋内でのFM受信は容易なことが殆どだそうです)。

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母屋の裏手に設置したFMアンテナ

これで母はいつでもどこでもFMラジオ放送を素晴らしい音質で楽しめるようになりました。実は結構、お金はかかったのですが、母は大満足のようだったのでよかったです。ちなみに母屋のダイニングルームには、こちらも横浜から持ってきたソニーのポータブルラジオレコーダー(ICZ-R51)を置き、こちらも屋外アンテナと繋ぎました。これで母が好きなラジオ番組を手軽に録音して楽しむことができます。

こんなことをしながら、あっという間に5日間の帰省は過ぎていきました。今はコロナ禍の真っただ中で、母が上京することは叶いませんので、専ら私が帰省して様子を見ることになりますが、たまに実家に帰って、おいしいお刺身やお肉、そしてお酒を頂きながら好きな音楽を聴くのは、私の密かな楽しみだったりします。母がいつまでも元気でいてくれることを願うばかりです。


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