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自宅二階のプレイルームに飾っているレコードジャケットを入れ替えました [遊んでいる]

前にも書きましたが、自宅二階のプレイルームの壁にレコードを一枚、額に入れて飾っているのですが、今回、9月になったので中のレコードを入れ替えました。

今回、飾ったのはアメリカのシンガーソングライター、バーティ・ヒギンズ(Bertie Higgins 1944年~)が1982年に発表した「Just Another Day in Paradise(邦題名「カサブランカ」)」です。このアルバムの(日本のみの)シングルカット曲である「カサブランカ」は、郷ひろみがそのカバー曲となる「哀愁のカサブランカ」を歌ってヒットしたことでよく知られているかと思います。

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自宅二階のプレイルームに飾ったレコードジャケット

前回紹介したエア・サプライ(Air Supply)が1981年に発表したヒットアルバム「THE ONE THAT YOU LOVE」(邦題名「シーサイド・ラブ」)と同様、日本で発売されたレコードジャケットは日本独自のものでして、オリジナルの米盤のジャケットは異なります(前回の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-08-05。「THE ONE THAT YOU LOVE」ではまだオリジナル盤との類似点がありましたが、今回の「Just Another Day in Paradise」になると、オリジナル盤とは似ても似つかないデザインとなっています。これは当時日本で大ブームだったAORの一枚として売り出すべく、日本盤では、こうした都会的なデザインに変更されたものと思われます。

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こちらが日本オリジナルデザインの「Just Another Day in Paradise」

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そして、こちらが米オリジナルジャケットの「Just Another Day in Paradise」

確かに収録曲の「カサブランカ」は哀愁漂う、日本人好みの曲ですが、それ以外の曲は、オリジナルジャケットの雰囲気そのままの、アーシーでカントリー臭も感じられる(AORとは程遠い)渋い曲ばかりです。

かく言う私も、今回ジャケットを飾るにあたって、レコードを聴いてみて気づいたくらいですから、当時、いかに「カサブランカ」が日本で流行ったのかが知れるというものです。レンタルレコード屋からこのレコードを借りて、自分のお気に入りの曲ばかりを集めたカセットテープにいそいそと、この「カサブランカ」をダビングしたことが思い出されます。

私にとってバーティ・ヒギンズといえば、この日本オリジナルのレコードジャケットであり「カサブランカ」です。何とも(日本のレコード会社の思惑通りの)偏った聴き方をしていたものですが、それでも私にとっては、大切な青春時代の思い出です。


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