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自宅二階のプレイルームに飾っているレコードジャケットを入れ替えました [遊んでいる]

前にも書きましたが、いつも自宅二階のプレイルームに私の持っているレコードを一枚、額に入れて飾っているのですが、今回、10月になったので額のレコードを入れ替えることにしました。
(前回、入れ替えた時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-09-07

今回飾ったのはベトナム出身のピアニスト、ダン・タイソン(Đặng Thái Sơn 1958年~)が、今からちょうど40年前となる1980年10月に行われた第10回ショパンコンクールにおいて、アジア人として初の優勝を遂げた際の実況録音を収めたレコード「ダン・タイ・ソン ショパン・アルバム」(国内盤)です。このレコードにはピアノソナタ第三番とはじめとして舟歌、エチュードや前奏曲、夜想曲の演奏が収録されています。

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こちらが今回、自宅に飾ったレコード「ダン・タイ・ソン ショパン・アルバム」。額のガラスに私や周りの景色が映りこんでいるのはご愛敬です。

ダン・タイソンは私の好きなピアニストの一人です。この第10回ショパンコンクールの様子は、たしかNHKでも特集番組が放送され、当時18歳の私はテレビの前に座って、食い入るように彼の演奏を視聴した覚えがあります(ちなみに新型コロナウイルスの影響により、今年、2020年に開催予定だった第18回ショパンコンクールは翌2021年10月に延期されました)。

ダン・タイソンの演奏の特徴は類まれな抒情性と、そのピアノの音の限りない美しさに集約されるのではないかと思います。丸みを帯びた、豊潤という言葉がぴったりの彼の音は、聴く者を夢見心地にさせてくれます。

以前、6年前ににベトナムに出張したときに、記念に購入した彼の三枚のCD(日本ビクターのライセンスを受けたベトナム盤)では(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2014-08-11、彼の美音と抒情性に富んだ演奏を存分に楽しむことができます。さっそく今回、この中からショパンのバラードの演奏を聴いて、改めて彼の演奏のすばらしさを再確認した次第です。

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こちらが、6年前、ベトナム出張時に当地で購入したダン・タイソンの三枚のCD。


こちらはYoutubeにアップされている「F. Chopin: Two Nocturnes-Dang Thai Son」。2016年、台湾でのライブ映像です。


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