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「バロックの真珠たち」と題された、天野乃里子のハープシコード作品集のCDを聴きました [音楽を聴いている]

少し前の話になりますが、会社で仕事をしていた時に秘書が、「焦燥する中年男さん、このCD、役員室の余り物なのですが、良かったら聴きます?」と一枚のCDを手渡してくれました。それは「バロックの真珠たち」と題された、天野乃里子が2008年に日本で録音したハープシコード作品集のCDでした。ダングルベール、シャンポニエール、パーセル、スカルラッティ、クロード・ダカン、エリザベト・ジャケ=ド=ラ=ゲール(私が彼女について書いた記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2022-07-15、フレスコバルディ、フォルクレといったバロック音楽を代表する作曲家たちのハープシコード(クラブサン)曲が収められています。

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天野乃里子「バロックの真珠たち 」(CD)

恥ずかしながら、私はこれまで天野乃里子というハープシコード奏者のことを知りませんでした。彼女は「フランス様式のスペシャリスト」(本CD内の紹介文からの引用)とのことですが、一聴して感じたのは、しっかりとしたテクニックに裏付けされた、伝統に即した演奏をする人なんだなということでした。なかなか素晴らしいのではないでしょうか。

私は、このような、日本人によるバロック音楽の演奏をもっともっと聴くべきだと痛感した次第です。


こちらはYoutubeにアップされている「LIVE: Vioolsonates van J.S. Bach - Noriko Amano & Sayuri Yamagata」。山縣さゆりのバロックヴァイオリンの演奏もふくめ、素晴らしい演奏です。ちなみに天野乃里子さんですが、私の次女の出身高校の先輩で、また、長女の出身大学の先輩でもあることを知り、急に親近感を覚えるようになりました。(°O゜)☆\(^^;) バキ!


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